名曲944　「さよならイエスタデイ」【TUBE】

ーー我慢できない。もう夏だーー

【さよならイエスタデイ TUBE 1991 MUSIC VIDEO】

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　TUBEは夏に書こうと決めているのだが、いまはどうだろうか。６月中とはいえ暑くなってきたから夏でいいだろうか。いいでしょうね。いいでしょう。夏です。前田さんの声を聞けば大体夏なのです。

　ずいぶん久しぶりに書いたようで、いくつか何を書いたのかを見返してみたところ、とんでもない失態を冒していた。この曲を見落としていたとは。割と初期で書いたつもりになっていた。つまりは名曲中の名曲として、とっくに書いていると思っていたのである。灯台下暗しであった。いやいや、それだけではない。というわけで今後は短いスパンでけっこう書いていくと思う。

　私がTUBEと出会ったのは、ある曲（今後取り上げる予定）がきっかけであった。それだけで終えていたらきっとここまでTUBEにのめり込まなかっただろう。もっといろいろ聞いてみようと食指が動いたのがよかった。そこで出会ったのがこの曲だったのだ。

　TUBEのメロディー性の強さは強烈。このグループを超えるサビを気持ちよくできる人はいるだろうか。桑田佳祐くらいか。そう思えるほどに最高クラスなのだ。つい最近にノーナを取り上げたが、比べるとやはり格が違う。そしてこれほどいいサビを作ったのならいくらでも擦りそうなのに、くどさがない（私もくどい）。

　別れの曲としても非常にいい。それを張り上げて歌うのは気持ちよかったりする。それにしてもこの曲は異国情緒感があっていい。ああ、意外と国外に行ってみるのもいいのかも。日本の夏は嫌な暑さだからだ。そこで音楽。それに身を任せて紛らわせるしかない。やはり音楽。音楽はすべてを解決する。