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バッハ エピソード11 目標:ブクステフーデ
ブクステフーデに会いに行き、16週間も仕事を休んだバッハ。
アルンシュタットに戻ってきてからの演奏は大胆でダイナミックなものになっていました。
ブクステフーデに会いに行ったバッハ エピソード
ブクステフーデの影響が認められる作品
・《パッサカリア ハ短調》BWV582
・《プレリュードとフーガ ホ短調》BWV533
さらに礼拝の時の讃美歌伴奏も長い即興演奏や大胆な変奏や転調で会衆を驚かせます。
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上司の教区監督から呼び出され審問が行われた時の記録が残されています。
上司:「休暇の無断延長はなぜ?」
バッハ:「ノーコメント」
上司:「旅行の目的は?」
バッハ:「自分の芸術に関する何かしらを得る
ための目的です」
![](https://assets.st-note.com/img/1707836627620-uoTJ9wQUCK.png?width=1200)
20歳のバッハは、ブクステフーデの演奏活動を体験し、自分ももっともっとクリエイティブでありたいと思ったに違いありません。
ちなみに私は、トン・コープマンのBWV582をミューザ川崎で聴く機会がありました。毛細血管の隅々まで音が響き渡り、体中が蘇るような重厚で圧の高い音に感動しました。
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