バッハ エピソード10 憧れのブクステフーデ
オルガニストになって2年が経った1705年、ブクステフーデのオルガン演奏を聴くために、20歳のバッハは400㎞離れたリューベックのまちに徒歩で出かけるため
4週間の休暇をとりました。
ブクステフーデは当時60代半ばで聖マリア教会のオルガニストでしたが、オルガン・リサイタルや「音楽の夕べ」というコンサートを主催し、自分で作曲した作品を発表して名声を得ていました。
すっかりブクステフーデの演奏に心酔したバッハは勝手に16週間も休み、教会の聖職会議で大問題となりました。
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