今ここにあるものを愛すること

Bunkamuraで開催中のロマンティック・ロシア展に行ってきました。

展示は、四季、男女の肖像、子どもたちや人々の日常、街の景色について、といったテーマで構成されていました。

この展示全体を通じて感じたのは、画家たちは、何か特別な場面ではなく、日常を愛しているんだな、ということ。

ある人はそこにある美しさをそのままに描き、

ある人はそこへの愛情が自然と溢れ、

ある人は現実に自分の願望を重ね、

ある人はその場面のふとした瞬間を捉える。


各々の形で、目の前のものを愛し、描いていることが伝わってきて、とても幸せな気持ちになる展示でした。


東京での展示はもうすぐ終わってしまうので、お早めに。




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