30代で婚活をした話 9
これまでは、紙の紹介状を一枚ずつ吟味して、一人ずつ紙で紹介を申し込んで(もしくは申し込まれて)、お互いにオーケーだったら、会いましょうとなっていたのですが、今回は、お見合いパーティに参加することになりました。男性がバツイチ。女性は希望者というお見合いパーティです。
集まった男性は8名。女性も8名。8名全員と10分ずつ、お話をしました。この中で気に入った人に、3人丸をつけます。丸した相手も個別に会いたいといってくだされば、デートの運びとなります。
10分では相手のことはまるでわからないですが、少なくとも、生理的にいやかそうでないかは、わかります。私も、とりあえず、良さそうな方3人に丸をつけて、後日、デートをしました。
後日、あるお相手とのデートの日。
「実は、あのお見合いパーティのときに、○○○○のコンサートのチケットを持っていたんです。それに行きませんかと誘いたかったのですが、アドバイザーの人に、それはやめてくださいと言われて、コンサートのチケットの話ができなかったんです。」
(後日、デートをしているときには、そのコンサートは終わっている)
その方、お寺の一人娘と結婚した(婿養子に行った)けど、5年経っても子供ができなかったから離縁させられた。という方です。
「ひどい目にあった。」
「結婚して苗字が変わる辛さはよくわかります。」
初日から、離婚の理由を相手に話さないといけないのは、なかなかキツイです。はぁああ。
「離婚したのは、すべて相手側が悪いからなのだろうか?そうだとしても、すべて相手のせいにする人だったら、私と結婚してもうまくいかないことがあると、すべて私のせいにされそうだなぁ。バツイチでもいいけど、反省してるバツイチがいいなぁ。」
とりあえず、2回デートをしたのですが、
「これから2ヶ月、仕事が忙しくなるので、会いません。」
と宣言されました。
んんん?・・・・・これまでにない展開だ。
後でわかったことなのですが、その方は、自分の地元の方とのデートの話が進んでいて、婚活パーティーは、〇〇〇〇のコンサートに一緒に行ってくれる人を探すために参加していたようなのです。
なんか、おかしいと思った。
そんなこんなで、この方とも会うことはなくなりました。
この方とは後日談があって、その1年後にメールが来ました。(会の規約では、お別れした人には連絡をとってはいけないことになっていたのですが)
相手「元気にされてますか?」
私「お陰様で結婚できました。そちらはいかがですか。婚活、頑張ってくださいね。」
相手「実は、私も結婚したのですが、相手は私に対して文句ばかり言う人で、離婚をしました。今後、ずっと一人で生きていくのもありかなと思っています。」
というメールのやり取りをしました。
【結論】 反省しているバツイチを探すべし。
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