30代で婚活した話1

私が34歳のときの話です。

当時、20代で恋愛結婚、1年後に離婚をして、ふさぎ込んでいました。

「どうして大好きな人と結婚したと思ったら、その半年後に、

『ほかにすきなひとができた。〇〇(私のこと)への愛情はない。』

などと言われて、不幸のどん底に突き落とされるのさ。」

離婚して8年経っていました。全く私は立ち直れていませんでした。

テレビを見ていたら、アフリカのどこかの国の31歳の女性が画面に出ていて「娘(16歳)が結婚して子供を産んだので、私はおばあちゃんになりました。」

 わたし:「ええーっ!!」

 わたし:「私より年下の女性が、おばあちゃんなのぉ??」

そのアフリカの女性は私よりも見た目も若そうでハツラツとしている感じで、この人に孫がいるなんてどうしても思えないのです。わたしなんて一度目の結婚に終止符を打ってからは人生投げやりというか、(まじめに仕事はしてましたけど)拗ねていたのです。(スネ夫くん!←スネ夫さんかな?)

そこで私が考えたこと。

 わたし:「今、結婚したら、まだ普通に子供が生まれるかもしれない。」

 わたし:「今ならまだ、間に合うんじゃないか。」

 わたし:「今年なら、まだいけるんじゃないか。」

当時、仲の良い友人が、結婚して数年経っても子供が産まれないからと不妊治療をしていました。不妊治療に対する知識がなかった私はびっくりしました。インフルエンザになったら薬をのんで、インフルエンザが治る。不妊治療も治療をしたら、あっさり子供が生まれるものだと思っていたのですが、どうやら違うらしいのです。

 種が悪いのか畑が悪いのかわからないけれど、(友人の場合は種も畑も異常なしだと言われたらしい)その畑をよくするであろうホルモン剤を服用して、頭が痛くなったり、吐気がしたり、それはそれは大変だったようなのです。子供が自然に産まれないってこんなに大変なことなのか。(特に女性が)

 その友人は4回目の治療にトライして、やっと赤ちゃんが産まれたのです。(よかったよねー)

その友人はその当時、まだ30代前半だったのです。(今にして思えば、若いよなー)

 話は戻って、

「婚活をするぞ!」

と私は決意した、34歳の春でした。

            つづく


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