30代で婚活した話 7
今回のお相手は、社員が15人いらっしゃる会社を経営されているバツイチの方です。お父様がその会社を創業され、その方はこの会社の2代目社長です。数年前にお父様は亡くなられ、お母様も同じ頃に病気で亡くなられ、今はひとり暮らしだそうです。元奥様との間に子供はなく、7年間結婚していたのだそうです。
紙の紹介書を見たとき、
「おおっ、私は社長夫人か!!!」
と期待していたのですが、思ったのと全然違っていました。。。。
その方がバツイチになられた理由というのは、「元妻が旅行に行くといって、そのまま実家に帰ったまま、戻ってこなかった。」ということでした。
「何か、あったんじゃないですか?謝りにいかなかったんですか?」
「女の人がそんな行動を取るって、何か、もう話もできないと思うくらいの決定的なことがあったんだと思うんですけど。」
「んーーー。ここで自分が謝りに行ったら、負けたような気がして。」
婚活はきついなぁと思えるところは、初日から、別れた理由を直球で話さないといけないことです。精神的にドドーンと疲れます。はぁ。
その方とデートしていて思うのは、まだ元奥様のことが、好きなんじゃないか?と思うことです。「元妻は、こうした。」とか、「元妻は、これができた。」とか。
「こんなこと言ったら、嫌われてしまうかもしれないんですけど、私がうちに帰ってきたら、三指ついて迎えてほしいのです。元妻は、してくれていました。」
み・つ・ゆ・び・つ・い・て。。。
「こんなこと言ったら、嫌われてしまうかもしれないんですけど、私の耳掃除を膝枕でしてほしいのです。元妻は、してくれていました。」
「えぇー!!!わたしは、しませんよー。ありえないですぅ。!」
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