#014 佐藤公彦(ケメ)「酔っ払いのブルース」

このところずっと、ふとした時に頭の中に浮かぶメロディーがあった。
「酔っぱらっちゃった、目がまわる・・・」
思い出すのはこのワンフレーズだけ。しかもメロディはブルース。

かなり遠い記憶だから、中学生頃かなと思うのだけど、その当時のわたしはブルース系のものは聞いていないし、ブルースという言葉は知っていてもどんな音楽なのかも知らなかった。

だから、このフレーズが頭の中で鳴っていても、いったい誰が歌ったものなのか見当もつかない。本当にそんな曲があったのか?と自分の記憶を疑っていた。

でも、あったんですよ、これが、本当に!

それがこの曲「酔っぱらいのブルース」。
歌っていたのはなんと、ケメ!
ケメはもちろん知っているし嫌いじゃないけど特に聞いていたわけじゃない。

誰かのラジオ番組でこの曲を聴いたのだろうけれど、それだってせいぜい1,2回だろうと思う。
なのに、その頃から何十年もたった今頃になって、遠く深い記憶の底からこのメロディーが浮上してきた。

音楽の記憶ってほんとに不思議だ。
一瞬にして軽々と時間を飛び越えてしまう。
昨日のnoteにもそういうエピソードを書いてます。
「Budfinger " Without You"」
https://note.com/musica_1000/n/n7e5335222bfd

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