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60~70年代の音楽

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#日本

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#033 泉谷しげる「国旗はためく下に」[live]

今だからこそ心に強く訴えてくる歌。 コロナにすっかり牛耳られている社会の様相とこの歌の背景が重なる。 それにしてもこの人はマジぶっちぎってるなあ。 オリジナルは1973年(アルバム「光と影」) バックメンバーの演奏もいい。 特にベース、カッコよすぎるぞ~(*^o^*) ♪シオンのリスニングルーム(You-tubeライブラリ) https://youtube.com/playlist?list=PLJ33fs3Y44PkdvMuV_wzU8oSMIHW6IvUc noteで取り上げた曲順にリストにしてあります

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#032 泉谷しげる「黒いカバン」[live]

泉谷しげると言えば、やはりこれを取り上げないわけにはいかない。 アルバム「春夏秋冬」(1972年)に収められた1曲。 わたしにとっての泉谷像の象徴。 1972年だから、これを聴いたのは中学生になった頃。いわゆる多感な年頃ね。 まだ学生運動の残り火がくすぶっていたけど、安保紛争はもうリアリティが薄れていた時代。それでも、左翼・内ゲバ・バリケード封鎖・火炎瓶、そんな言葉は子供の頭にもこびりついていた。 ずいぶんあとになって、当時学生運動の闘士だった人たちに新宿のバーで出会い、生々しい話を聞かせてもらった。(新宿西口は学生運動の聖地) 黒いカバンをぶら下げて歩いているだけでお巡りさんに呼び止められる、というのは誇張でも何でもない。現実の話なのだ。 それにしても泉谷しげるの、いくつになって強烈なパワー! ♪シオンのリスニングルーム(You-tubeライブラリ) https://youtube.com/playlist?list=PLJ33fs3Y44PkdvMuV_wzU8oSMIHW6IvUc noteで取り上げた曲順にリストにしてあります

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#030 泉谷しげる「眠れない夜」

リスニングルームの30曲目にこれをセレクト。 泉谷しげる「眠れない夜」(1974年「黄金狂時代」) バックはジョニ―吉永が在籍していたイエロー。 このバンドがなんともカッコいい。 あの当時としては飛び抜けていかしてる。 泉谷は当時ニューフォークと称される一群に分類されていた。 「黒いカバン」や「春夏秋冬」のような、いかにも学生運動時代の匂いのするイメージもあるけれど、彼はフォークというよりは心がロックだと感じていた。 ロックと言えば長髪でロンドンブーツはいてエレキギターをギャ~ン♪というスタイルが主流だった時代だけどね。 泉谷の歌はアコースティックで腹の坐った音。 暴れるのばかりが有名だったけど、心根が深い。 あの頃から、オンリーワンな男だった。 ♪シオンのリスニングルーム(You-tubeライブラリ) https://youtube.com/playlist?list=PLJ33fs3Y44PkdvMuV_wzU8oSMIHW6IvUc noteで取り上げた曲順にリストにしてあります