SixTONES「ユニット曲」の面白さ

■情報に食らいつく精神


CMのタイアップ曲も含め、ネットで続々と情報解禁されるSixTONESのニューアルバム「声」の詳細。
さらにメンバーは音楽番組はもちろん、バラエティにも出演することが多く、それも6人一緒じゃなくてひとりずつ、もしくは2人ペアとかだから、まーチェックが大変です。
現役のグループを追いかけるのが久しぶりなので、このスピード感に追いつくだけでもう必死。今の若い人達はすごいなー。

■「SixTONES winter liSTening PARY on YouTube 2022」生配信!!

そんな中、SixTONESの公式YouTubeチャンネルで「SixTONES winter liSTening PARY on YouTube 2022」が12/2(金)夜に生配信されました!

今年の8月にも「SixTONES liSTening PARY on YouTube 2022」の名称で一度開催されていて (残念!その時まだ私はSixTONESにハマってなかった)、 その冬Verという位置付けのようです。
SixTONESの歴代楽曲からの選りすぐりの名曲たちと、来年1月4日発売のニューアルバム「声」から解禁された楽曲が、66分間、特別mixでノンストップのオンエアでした。

とはいえメンバー本人たちの出演は一切ないのです←斬新!!!

ないにも関わらず、20万人以上の人たちが視聴するという。
みんなSixTONESの音楽が好きなんだなー💕どーだー。

配信終わりは15万人でした❤

先行して解禁されていた、3rdアルバム「声」初回盤Bに収録される「ユニット曲」のノンストップダイジェストもしっかりオンエアされていました。

今回はジャニーズならではの「ユニット曲」について思ったことを書いてみます。

■バンドの世界にはない、「ユニット曲」という考え方

ジャニーズのグループを初めて好きになり、グループ内でユニットを組んで歌った曲もアルバムにも収録されるという制度(…制度??)を知りました。
バンドではそういうことがないので、ユニットという考え方は新鮮でした。

そういえば…昔、ハロプロ内に「ユニット」がたくさんあったのを思い出しました!ミニモニ。とか、プッチモニとか…(出てくる名前がまぁ古い…)
SixTONESもユニット名とか付いてたら面白いのにな。軒並み175cmあたりの大男たちには、ミニもプチも総じて使えないけど・笑

SixTONESは6人で偶数なので、「ユニット曲」は2人ペアで歌う曲。ちなみに奇数のグループでは2-2-3の分け方もあるようですね。ほほぅ。それはそれでまた面白そう…

SixTONESのメンバーは声質も歌い方も(ついでにいうなら振りも)良い意味で「てんでバラバラ」な6人なので、どの2人が組むかで歌う曲の色が激しく変わるのはとても興味深いです。

昔、ハロプロのユニットを見ていた時は、それこそ「切り売りの仕方がえげつないな」と冷めた見方をしていた私ですが(若気の至り極まりない)
SixTONESがそうであるように、グループとしてそのまま取り組むと違和感が生じる世界観や音楽ジャンルにも、ユニットを組むことでなら立ち向かえる、アルバム内でも表現できる幅が広がっていく、というところでのユニット曲導入だったんだろうな、と今では思います(一応、それなりに年取ってみた結果。)

SixTONESも1st、2ndアルバムともにユニット曲を収録していて、毎回そのユニットの組み合わせは変わっています。
今回の3rdアルバムにおけるユニット曲での組み合わせはこちらです。

・田中樹森本慎太郎
京本大我高地優吾
ジェシー松村北斗

そして解禁されているユニット曲のダイジェスト映像🍀

■OPA! 田中樹×森本慎太郎

樹×慎太郎=治安悪さMAXへの振り切り
※ダイジェスト映像の 先頭から1:36あたりまで

「PARTY PEOPLE」の再来な治安の悪さが色濃いですが、この2人だからこそ出来上がるこの世界観なので許可。(←誰?)「カッコいい!」とか「超イイ!」って2人でずーーーーっと言いながらレコーディングしたんだろうなぁ。考えただけで楽しそう。
ダンスがうまい慎ちゃん、歌でもリズム感が炸裂。「短い休符もちゃんと歌える人」というイメージです。
樹は長袖のおかげで治安の悪さ2割減。ラッパーとしてはもちろんだけど、普通に歌えて高音も聴かせてくれるので、これからはそちらも期待してます。

■ラ・ラ・ラ・ラブストーリー 京本大我×高地優吾

きょも×こーち=ファンタジーな世界に振り切り
※ダイジェスト映像の1:37から2:45くらいまで

曲名見て「え?久保田利伸のカバー?」と思った方、同世代ですね。「ソング」じゃなくてストーリーでした。

最初に映像なしで曲だけ聞いたとき、正直ちょっと恐怖を覚えたことを白状しておきます…
「世間一般的に、3rdアルバムは一般ウケを狙ってくる」という理論が頭の中に昔からあるため「ちょっと?!どこまで狙いに行っちゃうの?!」というところからきた、恐怖でした。

ですが、今回のMVを見て、あ、そういうミュージカルみたいなイメージだったのね、と納得。なんとなくですが、フリッパーズ・ギターの「恋とマシンガン」を思い出したりもしてみています。(懐かしい🍀)

きょもとこーち、というと一見共通点がなさそうだけど、SixTONES内での「あざとい担当」なおふたり。萌え袖が似合うおふたり。ファンタジーな感じにここまで振り切ってくれるのなら、全然ありです。恐怖は消えて、割とさっさと慣れました、この世界観。

関係ないけど、以前マンガ雑誌「ちゃお」の「王子様はJ♡~まんがみたいなデートを彼と~」という企画モノに登場した、SixTONES内の圧倒的な王子さま、きょも。

ちゃおっ娘(読者の小学生女子のこと)に向けて「京都は詳しいから、おいしい湯葉のお店を案内するよ」と答えた恐るべしマイペースな男、きょも…。小学生がドン引きしてないか心配です。(湯葉の良さがわかるのは、もうちょいお姉さん達ではないかと…)
全ちゃおっ娘はこのMVを見てきょも王子にときめき直してください。(そして我が家の「ちゃおっ娘」はジャニーズに興味がないので読んですらもいなかったという悲劇も発覚…)

■愛という名のベール ジェシー×松村北斗

ジェシー×北斗=「切なさと儚さとお美しさと」に振り切り
※ダイジェスト映像の2:46あたりから

個人的には、初期のKinKi Kidsを彷彿とさせる「ザ・ジャニーズ」なイメージの一曲、です。
SixTONESといえば、色んな意味でジャニーズらしくないイメージが強いので、こういったジャニーズの王道曲にもユニット曲でなら取り組めるのか!なるほどなーと思いました。

美しい2人が歌うと切なさと儚さが倍増します。この手の曲にしては息のスピードが早い気もして、それがより張り詰めた感じとして上乗せされてきます。
ジャニーズ王道アイドル寄りにいくか、アーティストSixTONESでいくか、ライブでのこの曲の演出も楽しみです。


ユニット曲って、ホントに「掛け算」だなぁと思います。アルバムの音楽ジャンルをより幅広にしてくれる、大事な要素ですね。

個人的には、いつか3−3のユニットを聞いてみたいです。

■ダンサブルな一曲へ振り切るユニット
ジェシー、慎太郎、樹

■ハートフルなバラードで聞かせるユニット
きょも、北斗、こーち

何度考えても、この6人がひとつのグループになってるSixTONESって贅沢だ。

「liSTening PARY on YouTube 2022」の生配信、夏verは、あとから期間限定で再公開してくれていたようです。
冬Verも再配信してくれたら嬉しいな。

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