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Igor Stravinsky:Danse Russe

前回に続き、学生の演奏記事です。地方+コロナのために、演奏会を企画して、実践のなかで演奏を学ぶことが容易ではない昨今ですが、動画を撮り、発信するという営みに、演奏と向きあい、多くの方と関わり合える可能性を見出したい、、、。この可能性に期待し、彼らにとっては初めての収録企画がスタートしました。彼らは何を感じ、考え、アンサンブルについてどういう学びがあったのでしょうか…。


まだ私たちの演奏を見ていただいていないようでしたら、⇩から視聴してみてしてみてください!



Firstの川村真由(ま)です。
Secondの貴田涼華(す)です。

Q.なんでこの曲を選んだか

す:2人で連弾をやるぞって決めて、なに何をやろうかって色々な曲を見ていた時に真由が持ってきてくれたんだよね!
ま:そしたら、涼華がやりたかった曲だったのもあって、採用になった!
す:小さいときに聴いたことがあって、すごい好きで印象に残っててビビッときたんだよね~
ま:最初聴いたときとっても難しそうだったから、これできる?って思ったけれど、2人で弾くならできると思って!


Q.苦労した部分

ま:それはもう、スピード感かな~~
す:たしかに!
  やるって決めたはいいけど、とにかく速くて最初の合わせとかはやば!って、ひぃひぃ言いながらやってたよね笑
ま:もう、ほんとに笑
  速いパッセージとか、力強いタッチとか苦手だから、いつも置いていかれてた気がする。
  ほんと2人でよかった、、、、、、、、、、
す:ほんとにね!あとは物理的な衝突が多発したよね。
ま:んだ!当たってるけど痛くない??とか言ってた笑
す:めっちゃあった笑  
  とにかく手の動線とか指番号とか相談しながら弾くとこからだったね。
ま:最初のグリッサンドの前とか、Firstが大変なところを手伝ってもらったりとか。
  あとは何かあったっけ?
す:5連符の部分とか衝突するし、リズムとれないしでご迷惑おかけしました笑
  5連符をメロディーに持っていかれないようにキープしながら弾くのにのに苦労して、曲に合わせながらリズム練習してたなぁ。
ま:そこは本当にお互い様だよ~私がどんどん速くなるから合わせにくかったような感じだったと思う。
  あと、YouTubeみていただいた方はきっと中間部のmeno mossoの部分のパート割が楽譜通りではないところが気になると思うんだんだけど、、、
す:そうだね!あの部分は、ペダルとの関係で相談してああしたんだよね!
  Secondがペダル担当なんだけど、メロディーと合わせてのペダリングが難しくて。ちょっとペダリングが遅れると濁ってしまう部分濁ってしまう部分で。この曲の中で一番静かでシンプルな場所だからこそ難しかったよね。
ま:うんうん、和音弾くタイミングを合わせるのがとにかく大変だった!!
す:でも真由はすごいピッタリ弾いてくれて、自由に歌って弾けた!ありがとう!
ま:こちらこそ(*^^*)

貴田・川村①


Q.録音してみて

す:当日は何回通したっけ?とにかくスタミナの消費が激しくて、自分との戦いだったよね。
ま:うーん、通したのかは忘れちゃった!けど、コンサートとは違って撮り直しできるからって何度も弾きなおすと、どんどん体力的にも精神的にも追い込まれてくる感じはあった笑
す:真由は2曲連弾掛け持ちしてて、さらに大変だったと思う。
  会場の響きとか、スタンウェイの響きで低い音を大きめに弾いたりもしたよね。
ま:そうそう!こういうところが録音の大変さだな~と思ったけど、初めての録音で出せる力は出し切った気がする!
す:そうだね!また機会があれば挑戦したいな!
ま:きっと今回の撮影よりもうまくなってるはずだからね!

ま&す:ここまで読んでいただきありがとうございました!
    ぜひYouTubeもチェックしてみてください!

貴田・川村②


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