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無期限休講 Day13「濃厚接触」

こんにちは。田中素子です。

今朝も清々しく目が覚めました。

起き上がって伸びをしながら、自然に口にした言葉が、

「濃厚接触したぁぁい!」

でした。自分でもびっくりしました。

私は、人といる事は好きですが、1人でいる時間も大好きなので、実は、13日目になるこの引きこもり期間中も、1人でいる事が寂しかったり、その事で気が狂いそうになった事は一度もありません。

先が見えない不安と、莫大にある時間の過ごし方と、これからの方向性などが見えなくなり、バランスを崩しかけましたが、

毎日のようにオンラインで誰かの顔を見て話したり、メッセージや電話で交流をしていて、むしろいつもよりも心がつながってる感じがして、寂しいとは感じていませんでした。

それなのに「人に会いたい」よりも、まず先に「濃厚接触をしたい」とは!

でも、考えてみたら、私は確かに「人に会う」より「濃厚接触をしたい」のです。

リトミックでコミュニケーションを取りながら表現したり、スキンシップをしながら動いたり、一緒に歌ったり、爆笑しながらお茶したり。

小さなこども達のお片づけを受けとったり、頭を撫でたり、できたーー!ってタッチしたり。膝にちょこんと座ってきたり、小さな手に握りしめた拾った葉っぱを大切そうにプレゼントしてもらったり。

全てが、私の仕事空間にある愛おしい「濃厚接触」たち。

私は、何に対してもあまり執着しないのですが、あの時間と空間にだけは、とてもとても執着しています。

この騒動が明けても、元のライフスタイルやワークスタイルには戻らないと言われていますが、

何としても死守したい宝物。

そう思える事が仕事である事は、やっぱりとても幸せです。

でも、そんな「今までの日常」と離れている内に、いつの間にか、在宅の仕事が増えてきました。

今日はまた新しい方の個人セッションと、依頼されている会の試算をして、新規でつくる動画のプロットをつくります。

いつの間にか「新しい日常」に相応しい「新しい仕事」が増えてます。「今までの日常」と「新しい日常」が組み合わさり、きっと「これからの日常」をつくりだしていくのでしょう。

Day1で書いた、

「小手先ではなく、しっかり辛抱してじっと座る事によって、きっと新しい何かが見えてくる。」

が、本当になってきています。人間の力ってすごいです。

田中素子


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