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どこがよかった?

「どこがよかった?」

色んな人に聞かれます。
私もたぶん世界一周した人が近くに現れたら聞くと思います。

私が答えるとしたら「全部」です。
一人一人違うように国の良さも違うからです。

だから正直言うと、答えるのに毎回困ってます。

同じ国に同じ人が行っても
その人の行ったタイミングや心情で変わります。
人それぞれ好みや感じ方も違うから
どこがよかったかも違います。

今回私が言ってきたのは13カ国。
世界一周としては少ないです。
今までの人生で行ってきた国なら37カ国。
これも私の周りでは少なめです。

note企画に出すにあたりXとインスタで気まぐれに更新しながら綴った旅ログに当時思ってたことをもう一度付け加えました。
イチ日本人がそれぞれの国で感じたことを綴りました。


色々すっ飛ばしてトルコから

白い山並みが見事だったギョレメ

記念すべき世界一周の1カ国目は、トルコ。
今まで行ってみたいなぁと思っていたけど、英語圏じゃないから尻込みしてた国。
英語が喋れないのはお互い様だから、案外なんとかなった。

パムッカレの映像を見て憧れた国でもある。
結局パムッカレには行ってないけど。
親日国って聞いてたけど、本当にそうだった。
セクハラに気をつけてねって聞いてたから、そこは気をつけた。
本当に人懐っこい人たちだった。

キリスト教とイスラム教が混ざってる不思議なモスクもスターウォーズの風景も初めての風景でワクワクした。
朝の4時に起きて乗った気球からみた風景はマジで火星みたいだった。

異世界というか異星界って感じ。

晴れてて風が心地よくて休んだモスク


ミーハー発動で選んだヨルダン


圧巻すぎてカッコよすぎで来てよかったとマジで思った

トルコの次は、ヨルダンに飛んだ。
ひと昔前にテレビで見て、最近はインスタで見てとにかく1回行ってみたかった。

ぶっちゃけ1番印象が変わったのが、このヨルダンだった。
なんせ人々がめちゃめちゃ親切。
到着した早々の空港の売店で、水を奢ってくれた女性がいた。
それだけで「あ、絶対いい国だ」って思って安心した。

インディジョーンズのリアル舞台はマジで圧巻だった。
来て良かったって心底思った。
こんなカッコいい景色、なんでみんなもっと見に来ないの?って思った。

自然と人との最強コラボが見れる。


こっから撮った写真は一生自慢する

ド定番は行くでしょ、エジプト


こんな映え写真撮り放題スポットすごくないか?

3カ国目はエジプト。
もはや有名すぎて、説明するまでもない国。
とりあえず、死ぬまでに絶対ピラミッドは生で見たかった。

だけど実は、この国での1番の思い出はピラミッドじゃない。
それは、アスワンからルクソールまでをローカル鉄道で行ったこと。
リアル世界の車窓からで、1人でぽけーっと窓の外の景色見ながら
「1人で何とか乗れちゃったよ、すごい所に来たなぁ。」
って思いながら乗ってた。

日本で発売された新曲がリアタイで聞ける時代になって、
それを聴きながら景色を見てたのが、1番心に残ってる。

その時は、2等席ということもあってかアジア人は
私1人で、周りは全員ローカルの人だった。
お互い何喋ってるか分かんないけど、隣のおっちゃんが話してくれた。
お菓子くれたり駅を降りるときは手伝ってくれたりした。
それもいい思い出。

もちろん数えきれないくらいの王の墓やピラミッドは、やっぱりすごかった。
小さい頃にテレビで見てた通りだなぁって改めて感動した。

生のピラミッドを見て本当に感動したんだけど、1番心に残ってるのがあのローカル線。
なんでだろう。

エジプトはリアル漫画の世界。

スケールでけえ

憧れてた街並みの国を回ります

ここから一気にヨーロッパに飛びました。
今回行ったのは、6カ国。
それらはどちらかというと、マイナーな国でしょう。
だって、フランスもイタリアもスペインにも行ってないんです。
今まで行ってなかった国に行こうとしたらこうなってました。

ヨーロッパ旅はアイスランドから


ブルーラグーン

私が行った時はズバリ雨季で、時たま嵐みたいな日もあった。
運よく晴れた日は、ツアーを頼んで観光した。
北海道みたい、ニュージーランドみたいが正直な感想。
綺麗な綺麗な景色と街並み。
冬になれば、一面雪に覆われるんだろうな。
その頃にはオーロラを見に来たいな。

この国で何より嬉しかったのは、温泉に入ったこと。
久々にゆっくり体をお湯につけるのは本当に気持ちよかった。
活動中の火山もあって、日本に似てるなぁって思った。

火山に温泉て日本と似てる。

日本だと地獄谷

断然好きになったアイルランド


こういう街並みはやっぱり憧れます

お次は、アイルランドに行きました。
アイスにアイルにややこしいなぁって思いながら入国した。
あまり知らない国だったけど、アイリッシュグリーンいっぱいの空港を見た時点で、「あぁたぶん好きだな。」って思った。

結論、めちゃめちゃ好きな国になりました。
お城もアイリッシュパブも何より人が素敵でした。
もちろんヨーロッパの街並みなんですが、
どこかホッとする雰囲気がある気がします。
いい感じでユルいです。だから好き。

ユルいのにお洒落な国。

石が黒いので渋くて好き

洗練されすぎなデンマーク


1番有名なニューハウン


ヨーロッパ3カ国目はデンマーク。
一言でいうと、THEヨーロッパって感じだった。
日本人が想像するといったらこんな感じであろうヨーロッパの街並み。

自分でも悲しいのは、空港に到着してすぐ目に入ってテンションが上がってしまったのが、セブンイレブンだったこと。
初めて行く場所って、見たことあるものを見て安心したいのかも知れない。
世界中にあるのは知ったけど、何となくデンマークみたいな国には無いような気が勝手にしてた。
割とそこらじゅうにあって、なんだ日本と一緒やんって思った。

それでもやっぱり綺麗な綺麗な国だった。
お城も街並みも。
お姫様や王様っているんだなぁって思った。

でも1番覚えてるのは、入国審査の時。
「デンマークは初めて?楽しんでってね。」って
言いながら笑顔でパスポートを渡してくれたこと。

自分も上品な人になれた気がした国。

なんでもない街並みがずっと綺麗

ムンクの国って初めて知ったノルウェー


できたばかりで綺麗だった


デンマークからそのまま陸路でノルウェーに行った。
ここもすごく綺麗な国だった。
なんか工事中の所が多かった気がする。
建物が新しいものが多いのかな。

できてからまだそんなに経ってないナショナルミュージアムに行った。
何があるってムンク。
来るにあたって調べたけど、ムンクの国なんだ。
初めて知った。
感動したのは、ナショナルミュージアムの客層。
家族連れが多かったこと。
子どももおじいちゃんもおばあちゃんもいた。
ティーンエイジャーの子たちまで。
それがすごくいいなって思った。
私が年頃なら、反抗してて絶対一緒にこんなとこ来ないよな〜って思った。
文化鑑賞が根付いてるんだろうなって実感した。
それだけでいい国だな〜って思った。

綺麗な街並みと文化に触れる習慣があるって素敵だ。

王宮の前から

スウェーデンって憧れてる人多いよね


天気が良くて綺麗に撮れた

北欧3カ国目はスウェーデン。
先にネタバレしておくと、フィンランドには行ってません。
前に行ったことあるからね。
みんな大好きマリメッコとムーミンの国は既に行ったんです。

さて、そのお隣さんのスウェーデンも有名。
IKEAの国やら福祉の国やらで。

豊かさとは何かを考えることができた国でした。
どうしたらゆとりを持って過ごせるのか。
どうしたら無理なく過ごせるのか。

足るを知るを実感する国。

王宮の裏から

やっぱ街並みが好きなイギリス


ピカデリーサーカス

ヨーロッパ最後はイギリス。
実は、昔に来たことがあって今回は2回目。
昔訪れた時は、ロンドンの街並みがイチイチ可愛くてとても憧れた。
その時はパリにも行ったけど、好みはロンドンの方だった。

今回もロンドンに来て、やっぱり素敵な街並みを歩くのは楽しかった。
前回との違いは、留学生が多いのか日本人多いなぁって思ったこと。
他国に比べて日本語をよく聞いたと思う。

前回と同じではつまらないので、今回は連合国にも足を伸ばそうと決めてた。
本当はスコットランドに行きたかったけど、時間的に難しそうだったので、ウェールズへ。

首都のカーディフは、ロンドンの街並みとは少し違ってた。
建物の雰囲気や街並みが少し違った。
違いを見ることができて、来たかいあった。
やっぱり他の2カ国も行きたかったなぁ。

昔から何故か好みなロンドンの街並み。

これはカーディフの街並み

一気にユカタン半島はメキシコから

チチェンイッツァ

憧れてたけど、自分の中で敷居が高かった中南米へ。
スタートはメキシコ。

ここも小学生の時からピラミッドに憧れてた。
半分ビクビクしながら半分ワクワクしながら着いたのはカンクン。

リゾートのイメージしかなくて、勝手に快適な場所だと思い込んでた。
空港から出た途端にすごい湿気で一気にイメージ激変。
やっぱり行ってみないと分からない。

エジプトのピラミッドもすごかったけど、こっちのピラミッドも
やっぱすごかった。

あと、サンミゲルデアレンデって街にも行ったけど
こんなに可愛い街が実在するのかって思った。

可愛すぎる街並み

でも、なんだかんだ1番覚えてるのはヨルダン同様、人なんだ。
怖い部分もあるんだろうけど。
みんな礼儀正しくて、優しい人だった。

ここの祖先の人がこの文明築いたんだよね?賢すぎやん、ヤバいやん。

これぞテオティワカン

なぜか有名な絶海の孤島


やっぱこのモアイの景色はすごい

ピラミッドとラピュタを見るのは絶対って決めていて、ここも絶対の場所だった。
世界ではどうかなのかよく知らないけど、日本では有名なモアイ像。
国語の教科書の教材文にもあるし、周りはとにかく海なのに森もない島。
不思議が詰まってる気がして行きたかった。

着いたら、まず海の青さと空の青さがすごい気がした。
本当にのんびりしたTHE南の国。
どうやってモアイ像を作ったのか本当に不思議。

モアイは、ぶっちゃけイメージ通り!
映像で見てたまんまで、大きさも予想通りだった。
予想と違ったのは、ちゃんと立ってるモアイさんもいれば倒れてしまっているモアイさんも多いこと。

モアイ像を見るという夢をまた一つ叶えて南の島が一層キラキラして見えた。
だけど、同時に南の島のイメージの裏にはたくさん悲しい歴史があることも知った。

日本の沖縄の海もどこにも負けてないって思うけど、ここの青さはなんか特別な気がした。

今のこの綺麗な海と空がずぅっと続けばいいなぁ。

唯一海側を向いているモアイ達

ラピュタを見てきました


やっと顔を出してくれた

ピラミッドとラピュタを見るのは絶対叶えたい夢の一つだった。

ラピュタに行く前にレインボーマウンテンにも行ってみた。
マジでレインボーですごかった。
自分の足で最後まで5000mのポイントまで行けたのは、マジでいい思い出。


これが自然にできるなんて


さぁ、メインのラピュタの話に戻りましょう。
ラピュタというのは、マチュピチュのこと。
天空の城なんて言われたら絶対行きたかった。

行ってみて分かったこと。
麓の村はホンマに日本みたい。
季節によって違うのだろうけど、村から見える山頂はいつも雲がかかってて、だからずっと発見されなかったんだなって納得した。
そして、虫が多い。

マチュピチュの中を歩いた時は、本当に感動した。
うわぁ、ラピュタん中歩いてるよ私!って何度も思った。
もちろん、ラピュタとはお城の形も何も違うのも分かってたけど。
それでも、やっぱり私にとっての現実世界のラピュタだ。
綺麗に組まれた石の建物も段々畑もすごかった。
マチュピチュの中から見える外の山の景色も圧巻だった。

ラピュタを見て育っちゃったモンだから、感動しないわけがない。

この山だけこんな城があるのが不思議

最後はここって決めてた

ゴールの国にしたのはボリビア。
もちろんウユニ塩湖があるから。

有名すぎる鏡張りの絶景を生で見るのも、絶対叶えたかった。

実は、中南米って途上国みたいなイメージが強かったけど、実際に行ってみると全然都会で日本と変わらないなって思った部分もあった。

でも、ボリビアはある意味イメージ通りの部分があった。
首都のラパスは、確かに都会で高層ビルだって建ってるけど、電線がいっぱい垂れ下がってる。
電線があるのは日本も同様だけど、なんか途上国あるあるのイメージだから、まだここはそういうのが整備されてないんだなって思った。

初めて知ったのが、夜のラパスは上から見るとオレンジの光で埋め尽くされるということ。
本当に綺麗だった。

そして、メインのウユニ。
広大すぎる真っ白な世界は、北極や南極でもないのに不思議だった。
周りに何もないからいいんだと思った。

これで、人の手が入った建物が並ぶようになったら神秘的ではなくなる。
すぐに観光開発して、ホテルや建物を建てがちだけど、この何にもない真っ白の地平線と青い空は、このままがいいと思った。

南極ですって言ったら通じそう

夜もビックリするくらいキレイだよ。
あぁ、これかぁってホントに思った。
日本にもキレイな星空が見られる所はたくさんあるけど、日本からの距離とこれまでの旅の思い出と、周りに何にもないってことが合わさって、今まで見た星空の中で一番キレイに思えた。

何にもない世界ってすごい


これは生で見ましょう



今回の旅で思ったこと、その国を表す一言を綴ってみました。
言葉遣いもバラバラですが、自分の思った通りを再現する形をとりました。
今行くと、また違った感想になりますね。
写真より実物が勝ります。
どれかに興味を持ってもらえたなら、ぜひいつか。

#創作大賞2024 #オールカテゴリー部門


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