小学音楽 鍵盤ハーモニカの教え方
こんにちは、みどり子です👓
今回は「小学校1年生 鍵盤ハーモニカの教え方」です。
鍵盤ハーモニカの指導は「最初が肝心!」
なぜなら
子どもは、1年生で習ったように6年生まで吹くからです。
美しい音が出せるように、気持ちよく演奏できるように、
最初の指導をしてあげてください♪
【教える順番】
①どういう仕組みで音が鳴るか知る
②息の練習
③一番低い音、一番高い音 を吹いてみる
④タンギングの練習
⑤指番号を覚える
⑥「ド」の位置を知る
⑦「ドレミ」を使った短い曲の練習
①音が鳴るしくみ
これは飛ばしがちですが、絶対に押さえます。
・オルガンは電気の力で音が出る、
・ピアノは鍵盤を押すと、中のハンマーが金属の糸を打つから音が出る、
・鍵盤ハーモニカは、息を送って中のリードという穴を空気が通るから音が出る。
(ここで美しい短いメロディを吹けると子供は興味をもつ)
②息の練習
「手の平を顔の前にかざして、フ~。
手の平に少~し息が届くくらいがグッド」と伝えます。
×いっぱい風が手に当たるのは強すぎる!
そしてホースだけ取り出してくわえ、ホースの先に手の平をかざして同様に息を送る。
◎少~しだけ息が届いたらグッド!
③最高音、最低音を吹いてみる
指1本で1音を押さえ、②の息で音を出してみる。
長い息、中くらいの長さ、短く…など試すと盛り上がります。
【押さえるべきポイント!】
楽しく・集中して音を出す!
絶対にザワザワしたり、乱暴な息で吹くのを見逃さないこと。
怒らなくていいので、②の息になってるかな?と必ず吹き直して、いい音で終わるのが大切。
④タンギング
これは子どもの様子によっては飛ばしてもいいです。
が、1度は伝えてあげます。
鍵盤ハーモニカは、音をくっきりさせるために「ト、ロ、トゥ…」など舌を使って息を送ります。
(先生がタンギングの有無、種類をいくつか吹いて、その音の違いを感じさせます)
できそうなら「トかトゥ」でタンギングできるかチャレンジしてみてください。
(最低音で「トートートー」と3音吹けるか)
個人練習した後、「できてるか聞いてほしい人?」と言うと、たくさん手が上がります。
→できている子は「できてるよ」と伝え、
できてない子には「ナイスチャレンジ!もう少しだね!」と伝えます。
チャレンジはちゃん褒めて、でも技能でできてない事はできてないと伝えます。
⑤指番号
親指から1~です。
私は、手のカードをラミネートしてしばらく掲示していました。
クラスで毎回していた練習→
・「親指から1・2・3・4・5」と言いながら指を曲げる
・1~5のカード(マグネット付き)を用意し、それを見ながら番号の指を曲げていく(弾く真似をする)練習
※1~5のカードの順番をシャッフルすると、とっても盛り上がりますよ!
長くなるので、⑥⑦は別記事で♪
【印刷して使える資料】
①指番号イラスト
②指番号カード