若者たち

日本!日本!日本!

こんばんは。
今日は俺の大好きなアーティスト、峯田和伸が元々組んでいたバンド『GOING STEADY』の一曲について書きます。

GOING STEADYは現銀杏BOYZでボーカル・ギター・シンセサイザーの峯田和伸、ギター・コーラスの浅井威雄、ベース・鉄琴の安孫子真哉、ドラムの村井守からなる4人組パンクロックバンドだ。2003年に解散してしまっている。

このバンドに何度助けられたか、、、
この頃の峯田は中学生のように純粋で、ストレートなぶっとんだ歌を量産していた。彼らよりも演奏の上手いバンドはたくさんいるが、峯田の歌詞と歌声にはこの演奏しか合わない気がする。シャウト気味の浅井のコーラス、少しずれているベースとドラム。一度でいいからゴイステのライブを見てみたかった。こんなバンドは現代には一つもないだろう。

個人的に峯田和伸という男が好きだ。インタビューでは何を話しているのかわからない。でも本気で何かを伝えようとしてくる。大好きなものに対しては本気の敬意を示し、嫌いなものにたいしては全力の中指(笑)。彼は俺の人生そのものだ。俺の背中をそっと彼のパンクロックが押してくれる。どんなにどん底でもおんなじやつもいるんだぜと歌ってくれる。

今回紹介する歌は「若者たち」。この歌の歌詞で、大好きなフレーズがある。「死にてえ奴は茜色の空を見なよ、おんなじ誰かもおんなじ空を見てる」。最高じゃないですか?

受験で落ちたとき、就活時期、卒論時期、実験がうまく行かない時。辛い時は茜色の空を見た。「大丈夫、一人じゃない。どこかの誰か、一緒に乗り越えよう」。最後笑って死ねたらいいんじゃないか、そんなふうに過ごそうって教えてくれる歌だ。決して辛いことを他人事のように歌っているわけではない。「一緒にこのクソッタレな世の中を乗り越えよう。乗り越えた上で、笑おう。」と言ってくれているような気がした。

昨年の12月下旬、山形で銀杏BOYZのライブが開催される予定だった。しかし、コロナで中止。大丈夫、俺は絶対待ってるから、必ずライブハウスでまた会いましょう。

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