Vinyl Change The World

今日から日記感覚で始めます。
自己紹介するほど自分の情報なんかないけれども。
大学院に通う23歳の学生です。
趣味は音楽鑑賞。
最近コロナ自粛が解けつつあり、久々にライブに行きました。
今回行ったライブはザ50回転ズ。

ザ50回転ズは2004年結成。
ギターボーカルのダニー、ベースボーカルのドリー、ドラムボーカルのボギーの三人からなるスリーピースロックバンドだ。
RAMONESの影響を大きく受けており、彼らの音楽は昔のロックンロールを彷彿とさせるどこか懐かしいものばかりだ。オリジナリティーももちろんあり、一度聴くと彼らのロックンロールの世界に引きずり込まれる。ライブパフォーマンスも最高なのだが、なんと言っても演奏がうまい。
フェスで一度目にしたことがあったが、しっかり観たのは初めてだ。コロナの影響もあり隣の客との距離が遠く、良い意味で落ち着いてみることができた。でもやっぱりこんなロックンロールには落ち着きなんて必要なく、ごちゃごちゃになって聴きたいとも感じた。

今日の曲はザ50回転ズの4枚目のアルバム『ザ50回転ズ』より「Vinyl Change The World」。この曲はメンバーのロックンロール愛がストレートに伝わる歌詞が特徴的な曲だ。とにかく聴いたことない人には聴いてほしい。初めて音楽に触れて痺れた時の感覚を鮮明に思い出すことができる。「この最高の音楽を友達に聞かせてやりたい！」と思い、いざ学校で友達に伝えようと思ってもなかなか伝わらない感覚。とにかく青春の懐かしい感覚を思い出すことができる。最高なのは歌詞だけではない。イントロの単調なリズムのギターが何よりかっこいい。

最近研究が忙しく、研究員からは結果を出すように急かされ自分の時間を取ることを忘れていた。こんな生活が毎日続くのか、正直少しだけ絶望していた。ライブで「Vinyl Change The World」を聴いた時、初めて音楽に触れたときの、なんとも言えない感覚、そして「自分が本当にしたいこと」と「やらなければならないこと」、その両方をやらなければ自分は後悔すると強く思った。音楽を心の底から楽しむためにはストレスは邪魔だ。

そんなに将来も暗いものじゃないのかな。3分もあれば幸せになれる音楽ってすごい。