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煙突日記2 アキレスと塔

立川清掃工場

煙を吐き出している。もくもくと立ち上っている。煙突が煙突らしさを発揮する唯一の瞬間と言っていい。カッコいいに決まっている。

ここから画角だと、煙突の足元に木々が茂っているからか、距離感が掴めない。近そうと思えば近そうだし、遠いと思えば遠く見える。
近づこうと足を運んでも、永遠にたどり着くことなど叶わず、どごまでいっても遠くに見えるように感じてしまう。
調べてみると100mだそうだ。煙突初心者の私にはそれが普通より高いのか低いのかわからないが、100m走で走っていた距離を縦に向けたものだと考えるとすごい高く感じる。

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