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青春18×2

ご無沙汰しております。
GWに観たはずの映画の感想すら投稿できないほどの日々でした。
色褪せた記憶を懸命に呼び起こし、感想を綴ります。

あらすじはこちらから


率直に申し上げると、正直ありきたりだと感じてしまいました。
出会った人と恋に落ちる、でも病気を患う女性側が亡くなってしまう。
あ〜、そういう感じね、と思いながら見た記憶があります。

ただ、こういった内容の映画から得ることのできる学びは、
日頃から考えていなくてはならないことなのになぜか日常では忘れてしまいがちなことに気づくことができることだと存じます。

この映画を観て私のみならず多くの視聴者様が感じたこと、
それは、伝えたいことは伝えられるうちに伝えなくてはいけないということ。
人間関係には必ず“終わり“が存在するということ。
好きな人たちに会えることは当たり前じゃないということ。
別れは突然だということ。
両想いって奇跡だということ。

どうして人間は、幸せの範疇にいると幸せが当たり前になってしまうのでしょう。
終わりが来ないと信じて疑わなくなってしまうのでしょう。
伝えたいこと、伝えるべきことを先延ばしにしてしまうのでしょう。
明日も会える保証なんて誰にもないのに。
本当に、怖い生き物です。

その幸せを当たり前に感じることのできる人生は幸せかもしれませんが、
私は自分が苦しんででも、それを当たり前だと捉えない人間であり続けたいです。
今日が最後かもしれないと思いながら、
その時持ち合わせているものすべてを使って相手と接することが、
私の中での“相手を想う““大切にする“ということだから。

旅がしたくなる、
日々の尊さを実感させられる、
自分の想い人が誰なのかを思い知らされる、
そんな映画でした。

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