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法廷遊戯の推薦図書

あらすじは↓
https://houtei.kodansha.co.jp/


主に法律に関する話になるのですが理解力が乏しい方でも大丈夫です(笑)
読み終わってネタバレサイトを読まなくても理解できました。
本作は1章の無辜(むこ)ゲーム、2章の法廷遊戯に分かれています。
無辜(何の罪も犯していない人)ゲームって何?と読んでいて思うかもしれませんが無辜ゲーム主体で全てが進むわけではないので読んでいけば理解できます。無辜ゲームの後に、法廷遊戯に進んでからがさらに面白くなります。無辜ゲームは絶対に読み飛ばさないでください。
無辜ゲームを読むのに約2時間かかりました。法廷遊戯が約3時間なので全部読むのに5時間程度でした。
今作品はページをめくる手が止まりません。法律という難しいテーマではありますが、ちゃんと読めば意味は理解できます。作者の方の技量に感服します。
読む人によりますがちょっと物語の結論まで回りくどいと思われるかもしれませんが裁判の話なのでそういうものなのでしょう。
読んでいると自分が傍聴人であるかのようにわかりやすく話が展開していきます。わかりにくい表現をして無理にファンタジーさを演出しようとしている作者の方は読んで勉強した方がいいです。
ラストの結末まで予測して当てることができますか?というくらい凄いです。えーー!が止まりませんでした。年度末くらいのミステリーランキング雑誌に載ることは間違いなしでしょう。買って損なし文句無しの星5です。

脱線して勝手に実写化された時の配役を考えてみました。
主人公は神木隆之介、本郷奏多
織本美鈴は芳根京子、水川あさみ、広瀬すずなど
結城馨は神木隆之介、本郷奏多

他が思いつかないー。
何でも屋の佐沼はケンドーコバヤシとか赤井英和でも面白いかなぁと。

図書館で100人待ちだったので買いました(笑)

では、また。

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