日本語の曖昧な表現に関して

日本語の曖昧なニュアンスというか意味合いについて考えることがあります。
曖昧ってどこまでが曖昧なの?
適当って良い意味?悪い意味?

かなりや相当ってどの程度?

最近っていつからいつまでを最近と判断するのか?


goo辞書で調べて意味を調べました。
https://dictionary.goo.ne.jp/


「曖昧」
1 態度や物事がはっきりしないこと。また、そのさま。あやふや。「曖昧な答え」
2 怪しくて疑わしいこと。いかがわしいこと。また、そのさま。「曖昧宿 (やど) 」

辞書も曖昧な回答しやがって(笑)


「適当」
1 ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。「工場の建設に適当な土地」「この仕事に適当する人材」

2 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。「調味料を適当に加える」「一日の適当な仕事量」

3 やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。「客を適当にあしらう」「適当な返事でごまかす」


適当に関しては悪い意味の方に捉えられがちですよね。でも1の理論でいけば、適当も良い意味になってしまう。適当の意味は人によって違うものかもしれません。

「かなり」
相当の程度まで行っているさま。また、相当の程度以上に達しているさま。
極端ではないが、並の程度を超えているさま。思ったより以上に。相当。


「相当」
価値や働きなどが、その物事とほぼ等しいこと。それに対応すること。「五〇〇円相当の贈り物」「ハイスクールは日本の高校に相当する」

程度がその物事にふさわしいこと。また、そのさま。「能力相当の地位」「それ相当な(の)覚悟がいる」「収入に相当した生活」

かなりの程度であること。また、そのさま。

「かなり」の意味を説明するときに「相当」を使って、
「相当」の意味を説明するときに「かなり」を使っていますね。
辞書がちゃんとした説明から逃げてるようにも感じます(笑)

かなりと相当ってこれも人によって程度が変わりますよね。なんかモヤモヤするなぁ。

「最近」
1 現在より少し前のある時。また、少し前から現在までの間。副詞的にも用いる。「つい最近の出来事」「最近まで知らなかった」「最近は連絡がない」「最近感動した本」

2 もっとも近いこと。「太陽に最近の天体」


ちなみに「直近」
現時点から最も近いこと。

最近に関しては期間がいつからいつまでと書いておらず、最近を判断する材料は人によって変わるのかなぁと。
1週間や1ヵ月を最近という人もいれば、1年前でも最近とも判断できるし、また逆もしかり。最近論争になった場合は、人によって違うので正解は人それぞれだと結論づけるしかないのかなぁと。

日本語のモヤモヤでした。日本語を母国語としている方ならば1度考えてみて頂きたいです(笑)

では、また。

読者の方を楽しませるよう頑張って記事を書いていきますのでよろしくお願いします(^○^)