アニメで1番感動したシーンの紹介

アニメで1番感動したと言ってもいいシーンを紹介します。それはアニメ美味しんぼの最終回です。
海原雄山のセリフがドラマの長ーいワンシーンのような感じでグッときました。アニメで1人のキャラがここまで長く話すのは珍しいと思います。まさに名演説という感じです。この美味しんぼの映像が現在GYAOで5日の土曜まで無料配信されているので見て欲しいです。海原雄山の長いセリフを書き出しました。見られる方も見られない方も読んで頂きたいです。

https://gyao.yahoo.co.jp/player/00836/v09772/v0968700000000544330/


映像は8:05からです。以下がセリフです。

新郎新婦に心からおめでとうとお祝い申し上げます。
さて、重箱の中身はご覧の通り、何の変哲も無い家庭のお総菜料理。
いわゆる、お袋の味と称される料理の数々であります。
そもそも、結婚披露宴とはどんなものであるべきなのか考えて頂きたい。
最近の新郎新婦とその親たちが見栄を張り、虚栄の限りを尽くす愚かな乱痴気騒ぎの場と化した。
私が両家に提案したのは本来の姿に戻ろうと言うことだった。
新郎新婦それぞれが自分の親戚、友人、知人たちに結婚相手を披露するのが披露宴のそもそもの目的のはずだ。
自分の結婚する相手がどんな人間であるかを知ってもらうのにいろいろな方法があるだろう。
1番良い方法の1つはその人間が何を食べて育ったかを知ることだ。
そこで、私は新郎新婦とそのご両親に会って、それぞれの家庭でどんなものを食べて育ったかを調べさせてもらった。
幸いなことに両家とも円満で精神的に豊かな家庭を築き上げておられた。
その証拠が今、皆さんの目の前にある。上の段の重箱の中身が新郎が食べて育ってきたもの。
下の段の重箱が新婦のそれであります。
もちろん、至高と名乗るからには材料を徹底的に吟味したし、調理法も材料の持ち味を壊すこと無く残らず引き出すように細心の注意を払った。
しかし、基本的な味の組み立ては両家の味そのものである。
皆さん、1つ1つの料理の味を深く味わって頂きたい。
その料理の1つ1つが新郎新婦が育ってきた家庭と生い立ちとその人格を物語っている。

〜省略〜
集まって頂いたお客様に対して、新郎新婦が一切の拒食もなく、それぞれ紹介し、自分たちがどんな新家庭を築こうとしているかを披露する。これが結婚披露の真の姿であるべきだと私は思う。
見た目は平凡な家庭のお総菜。しかし、そのお総菜の中にこそ真に幸せの家庭の姿がある。
それが本日の料理を至高のメニューであると私が自信を持って断言出来る理由であります。

長いセリフを何年も前に書き出しましたよ。長いなぁと思いながらも書き出して紹介せずにはいられないほど良いシーンでした。海原雄山みたいな事をやってみたい!って無理無理(笑)

結婚披露宴をする予定もないですけどね。

では、また。

読者の方を楽しませるよう頑張って記事を書いていきますのでよろしくお願いします(^○^)