駒形茂兵衛の碑

旧水戸街道からすこし入った念仏寺にある駒形茂兵衛の歌碑

茂兵衛は長谷川伸の代表作「一本刀土俵入り」の主人公。
興行先で相撲取りをクビになり、無一文で取手の宿を通って江戸へむかう道すがら我孫子屋のお蔦から路銀に櫛、簪をもらう。
十年後、恩返しにと取手にやってきた茂兵衛は相撲になりそこねやくざに身をやつし、相撲できたえた腕っぷしで土地のやくざ者からお蔦夫婦を守る。

さびしい街道べりで利根のつめたい川風にあたっていると、破れ笠で街道をとぼとぼあるく後ろ姿が浮かぶよう。

近くには立派な社殿の八坂神社もある。

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