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British Bake Offで学ぶ英語表現Season 1① Time constraint, pick up on

ブリティッシュベイクオフは、イギリスBBCの番組で、
毎週テーマに従って参加者たちがパンやお菓子を作り、
お菓子作りのプロ、メアリー・ベリーMary Berryさんと、
パン作りのプロ、ポール・ハリウッドPaul Hollywoodさんが審査し、
勝ち進んでいくベイキングコンテスト番組です。
このnoteでは、番組の中で作られた課題などを紹介しながら
参加者や審査員の言葉の中から英語表現をピックアップし、
ご紹介していきます。
(注: 写真はできるかぎりBBCの公式レシピから載せています)
(注2: 著者はベイキングは全然できません、
番組で言っていたことをそのまま載せています)

今週のテーマ:Cake


課題①: Signature cake

最初の課題は毎回参加者が自由に自分のオリジナルレシピを披露します。
今回のお題はケーキ。
ケーキといえばものすごいたくさんの種類がありますよね。
ケーキ作りのポイントは、混ぜ方にあるようです。
・混ぜすぎるとスポンジが沈み、固くなる
・混ぜるのが足りないとふくらまない
その見極めが難しそうです。

審査ではRuthのLemon Drizzle Cakeや、
EdのCaramel Cinnamon and Banana Cake、
JasのFresh Mango and Passion Fruit Hummingbird Cakeが高評価でした。

Lemon Drizzle Cake

英語表現①: signature challenge

ベイクオフでは毎回出てくるこの言葉、
signatureは普通は「署名」という意味です。
そこから意味が広がって
used to refer to the special thing for which a person or place is particularly known (Cambridge Dictionary)
つまり、「その人の独自の」とか「オリジナルの」という意味もあります。
signature challengeでは参加者が自分の独自のレシピで勝負します。
例文: Rock Fish is the signature dish of his favourite restaurant. 
(Cambridge Dictionary)

英語表現②: time constraint

これもベイクオフではよく聞かれる言葉です。
「時間の制約」という意味です。
ベイクオフには制限時間があり、
参加者はいつも苦しめられます。
例文: Both, however, claimed that the time constraint had not affected them adversely. (Cambridge Dictionary)

課題②: Technical challenge: Victoria Sandwich

二つ目の課題はテクニカルチャレンジと呼ばれ、
審査員からレシピの指定があり、参加者は全員同じものを作ります。
全員に同じ材料が用意されますが、
レシピは完全ではなく、例えば発酵させる時間とか、
オーブンの温度などの情報がところどころ抜けているため、
参加者は自分の知識や経験、スキルで乗り切ることが求められます。

今回のお題はVictoria Sandwichです。
サンドウィッチといってもケーキの一つです。
スポンジにクリームやジャム、フルーツを挟んだものです。

Victoria Sandwich

英語表現③: cope with

これは「~に対処する、立ち向かう」という意味です。
否定形で使われていました。
They wouldn't be able to cope with the next stage. (Mary)
次のステージには対処できない、つまり戦えない、ということで
脱落した参加者についてこんなふうに言っていました。

課題③: Showstopper: Chocolate Celebration Cake

最後の課題はケーキウィークの集大成となる、
大物の課題です。
今回はチョコレートケーキで、
飾りつけも重要な要素になります。

審査ではMirandaのThree Tiered Chocolate Fudge Cake with Handmade Chocolate Button Decorationsや、
AnnethaのRed, White & Blue Chocolate Cake with Cigarellos, Fresh Fruit, and Creamが高評価でした。

Fudgy Chocolate Cake

英語表現④: showstopper

毎回3つ目の課題はShowstopperと呼ばれます。
この言葉の成り立ちはこちら
a piece in a stage performance that the audience enjoy so much that their clapping and shouts of approval interrupt the performance (Cambridge Dictionary)
ですが、一般的には
「すごくすばらしいもの」「派手で目立つもの」
というような意味で使われます。
3つ目の課題は味だけではなく、
見た目も華やかかどうかも厳しく審査されます。

英語表現⑤: pick up on

これは「~に気づく」という意味です。
番組ではDavidがケーキの周りのクリームの
オレンジ色が濃すぎる、ということを指摘されたときに
I wasn't expected them to pick up on the color. と言っていました。

シーズン1の第一週目で、10人の参加者のうち2人が脱落し、
残る8人で第二週目に進みます。
次回はビスケットウィークです!

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