謝るということについて

おはようございます!
マシュールームです。

昨夜、某ファミレスに行った時にあった出来事について書きます。

夜なので、席はご自由にどうぞ〜と言われ、端っこの席に座りました。
そしたら、2つ席を空けた先のおじさんにめっちゃ睨まれていました。
え、何かマズかった?席替えようかしら…、と思っていた矢先におじさんが店員さんを呼び止めました。
「注文のものはまだ来ないの?20分も待ってるんだけど!これ以上待つならいらないよ!ここは遅いんだよ」と結構ご立腹です。
なるほど、おじさんは私の向こう側にある厨房の方を、まだかまだか、と睨んでいたのですね。

昼の混雑の時間帯ではないし、こちらのファミレスで料理提供にそんなに時間がかかるイメージがなかったので、意外でした。
確かにあまりお腹が減っていたらイライラしてしまうかもしれませんが、夜の時間帯はスタッフが少ないとか色々お店側も事情がありますよね。
そんな言い方しなくてもと思いつつ、何も言えない私…
どうなるのかしら、と思いつつ、確認してきます、と若い女性店員さんは厨房へ。

数分後、先程の若い女性店員さんがやってきて、「ご注文の○○○○(ピザを注文していたようです)は、あと3分ほどでご提供できます。」と伝え、おじさんが何かを言ったのですが、すかさず「よろしいですね?」と若干カブり気味に言って、多分会釈をしてスタスタと去っていきました。

「お待たせして申し訳ございません。」などの謝罪の言葉を述べたのかはわかりません。
待っている側からしたら、その「お待たせして〜」の一言を添えてもらうかどうかで心持ちが変わってくるのも事実だと思います。
人によっては、"無愛想"とか"失礼"、と受け取る人もいるでしょう。

でも私はその女性店員さんの言い方が、全く高圧的でもなく、言い淀みもせず、サラッとサクッとしていて、いいなと思いました。
カブり気味に言うのは良くないかもしれませんけど。

最近、謝ることが出来ない若者が多い、なんて話がありますが、そういう人はどこの世代にもいると思います。

そもそも、盗み聞きのようで申し訳なかったのですが…😅

最近思うのです。
過剰すぎる謝罪は、相手の自己肯定感を満たすだけなんじゃないかと。
もちろん、こちらが悪いことをしたら、誠心誠意謝りたおします。

これは実体験ではなく、最近巷で起こっていることや、世間の日常を見て思うことなので、当事者意識としてはズレがあるかもしれませんが…

謝ることによって、言った側は「やっぱり向こうが悪いのだ」、「自分は間違っていない」と認識して、更に攻撃してくるパターンが往々にして見受けられます。

その人のせいじゃないことや、言ったところでどうしようもないことを何故そんな高圧的に言うのだろうか、と思うのです。

そして、謝る側もそこまで謝ること?ってことを過剰に謝ったりします。

心の籠もった対応と、これ以上怒られないための謝罪は、全く相反するものではないかと思いました。

例の某ファミレスの店員さんは、素なのか、経験から意識してそうしてそうしているのかわかりませんが、彼女の対応スキルは高いように思います。
そういうスキルは、自分を守るためにも、お客さんのためにも必要なのでは、と思いました。
・トラブルなどを的確に捉えて、必要以上にやりすぎない
・相手にそれ以上言わせない絶妙な言い方
やっぱり否定的な言葉を聞くのって、ムカつきますし、心が疲れてしまいますから。
言いたいだけの人もいますからね。
お客さんも過剰に謝られたら、他のところでもそういう対応を期待してしまうかもしれません。

数分後、ピザがおじさんに提供されて、ピザはおじさんのお腹の中に収まって何事もなく帰っていきました。

こんなことを考えたファミレスでの一幕でした。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます✨

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