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「すべての子供が16歳までにできるべきこと」のリスト

パタゴニア(Patagonia)というアウトドアブランドを、皆さんご存じでしょうか。

名前は知らなくても、ブランドロゴを1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

私は登山を始めた時からお世話になっておりますが、機能も耐久性も素晴らしく、着心地も良いし、すぐ乾くなどの利点もあり、旅に行く時なども重宝しております。

しかし!今日はパタゴニアの素晴らしさを伝えるためにnote書いたのではありません。

パタゴニアの創業者”イヴォン・シュイナード”さんが書いた、「社員をサーフィンに行かせよう パタゴニア経営のすべて」の中で書かれていた女性の考え方について書きたいと思います。

「[新版]社員をサーフィンに行かせよう パタゴニア経営のすべて」の159頁にお名前が登場する”オードリー・サザーランド”さん。

彼女は、空気で膨らませるインフレータブルカヤックで旅する人生を送ったーーひとりで。アラスカからブリティッシュコロンビアの沿岸を1万3000キロメートル近くも旅しており、そのうち1万2000キロメートルあまりがソロなのだ。

※[新版]社員をサーフィンに行かせよう パタゴニア経営のすべて」159頁 抜粋 イヴォン・シュイナード著

オードリーさんは、80歳をすぎても北太平洋を旅していたそうです。

彼女にとても興味が湧いて調べてみると、本日のnoteの本題「すべての子供が16歳までにできるべきこと」のリストを見つけて、これは多くの人に知ってほしい!と思い、筆をとりました。

私が記事にしたところで多くの人にお読みいただける可能性は低いかもしれませんが、書かずにはいられませんでした。

彼女は「すべての子供が16歳までにできるべきこと」のリストをシェアしてくれた。彼女が自分の子供たちのために作ったものだが、いまも通用する。
そこには以下のようなことが記載されている:
• 400メートルを楽に泳げること
• 自分の家でも他所の家でもお皿を洗うこと
• シンプルな食事を作ること
• やるべき仕事を見つけ、やること
• 道具を手入れし、使ったあとは必ず片付けること
• 電気コードを接合できるか、あるいは電灯を取り付けることができること
• 自分にふさわしい5つのキャリアについての基本的な情報を知っておくこと
• その分野すべてで1か月ボランティアすること
• ペイントブラシを使ったあとはきれいにすること
• おむつとタイアを交換できること
• 大人が話すときは興味と共感を抱いて聞くこと
• 宿題と家の手伝いは率先し、責任をもってやること
• 何歳の人とでもダンスすること
• 魚をさばき、鶏を下ごしらえすること
• スキルと正気をもって運転すること
• 受胎について理解と責任をもち、必要であれば避妊すること
• 救急処置の5つの基本を知ること:呼吸と心臓鼓動の回復、止血処理、毒物応急処置、骨折の固定、ショックの対処法
• ビジネスレターを書くこと
• 2か月間家計を管理すること
• 自動車修理の基本を知り、自分で簡単な修理ができること
• 見知らぬ土地で公共交通機関を使って移動すること
• 人気のある場所から最低10マイル離れた場所で、10日間一人でも幸せで快適でいること
• 手近にある道具で溺れている人を助けること
• 給料を貰える仕事を見つけ、最低1か月つづけること
• 高校2年生レベルでの読み書きができること
• 地図と地形図が読めること
• 地元の麻薬シーンを把握していること
• (カヌー、カヤック、スキフ、セールボートなどの)ボートを安全かつ有能に操れること
• ミシンを踏み、自分の衣類を修理できること
• 必要に応じてコンピュータが操作できること
• 自分の洗濯ができること

※シンプルに、ソロで、そのとき行動する:オードリー・サザーランドの生涯 ー クリーネストライン by  Patagonia 抜粋

彼女は女手ひとつで4人の子供を育てたそうです。

対自然についてのこと、生きていく上で必要なこと、働くこと、社会的なこと、家庭的なこと、多岐に渡って的確な課題を子供たちに与えたことが分かります。

地元の麻薬シーンについて、地域性があるのかもしれませんが、きっと日本では子供に麻薬の危険性などを話して把握させるなんてことはしないでしょう。
危険なことはなるべく聞かせない、見せないようにするでしょう。

幼いころから自然に触れて、正しく自然を恐れることを学ばせることも重要ですね。

生きる術を身に着けた彼女の子供たちはどんな環境下でも、生きていけるでしょう。
これらのことを16歳までにできるようになって成長した彼女の子供たちは素敵な大人になっているに違いないと確信できます。

なんてことを言いながら、かくゆう私は半分くらい出来ません…(^^;
まず、400メートルも泳げません…

出来なくても、体験させることや、知識を共有することは出来ると思います。

知らないより、知ってる方が良いことばかりですので、現在、子育てをされている方は、彼女の子育て方針のリストを参考にしてみてはいかがでしょうか。

それにしてもオードリー・サザーランドさん、パワフルすぎますね!

「社員をサーフィンに~」も読み終わったら改めて感想をあげたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました🌜

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