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2章第22話 覚醒の代償

「ヒューン……ッ」

「ジュニア様!?」
「ジュ、ジュニア!どうしたッポルか!?」
「こ、これは!?」

 ジュニアが突然身震いしたかと思うと、突如奇妙な声をあげてしおしおとしおれていくではありませんか。
 あまりのしおれ具合にメロメロ状態だったアンズリーナちゃんも流石にハートがブレイキン。しかしそれ以上にジュニアの様子が気がかりです。

「ジュニア様……私のせいで……。もしかしてこのまま一生この状態だったらどうしましょう……!」

「うーん、ボクもこんな状況初めてッポル……ジュニア大丈夫かな……」

 そう言いながら、ジュニアの体にロープをくくって運ぼうとするポルチーノくん。こういうときタイヤあって自立するの便利だね。担架いらず。
 真っ白に燃え尽きたジュニアを心配していると思いきや……。

(この状況はまずいのでは?ジュニアのことはもちろん心配だが、もしまた襲われたら、我々だけでは勝ち目がないように思うのだが...)
(そうッポルね.....ムッシュ、何かジュニアを治す方法は知らないッポルか?)

 きたない大人キノコたちは無事最強ジュニアを取り戻すことができるのでしょうか。

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