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朝食と無職 ♯11日目


 仕事をしていた時は、とにかく睡眠時間を取ることを優先して、出発時間の15分前まで布団に入っていた。当然、朝ごはんを食べる余裕などない。


 他方で、海外に駐在していた時は、日本ほど仕事が忙しくなかったこともあり、パンをトーストして、挽いてもらったコーヒーをドリップして飲むという優雅な朝を過ごしていた。


 ということで、今日は少し手をかけて朝食を作ってみた。


 これからはしっかり朝ごはんを食べよう。その後に待っているものが、何もない、ありきたりな一日であったとしても。むしろ、何もないからこそ、朝の時間を大切にしたほうがよいのかもしれない。


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