積読と無職 ♯45
前回は、ジュンク堂が好きという話を書いた。今日も、読書の話。
Kindleの積読本が、先日、300冊に到達した。
新しい本を買うのは、積読本をある程度片付けてからとは思っているものの、どうしても一冊読み終わると、それに関連するものや同じ作者のものを買いたくなってしまう。1冊読んでは、2冊買うということを繰り返していった結果、300冊に達した。
もちろん、積み上がったものから読めと言われるとそうでしかないのだけれど、昔、予備校の先生から言われた、「本は悩んだら買いなさい。買わないと読めないから」との言葉を信じて、今日も新しい本を買う。
実際に、1年前に買っていた本を、Kindleの積読本リストから引っ張り出してみて読んでみると、今読んでる本との関わりがあったりして、この本は今読まれるためにあったのだと勝手に感じることがある。これは、お肉でいうところの熟成みたいなものだと思っているけど、もちろん、この場合、本が熟成されて中身がよくなっているというよりは、読み手としての自分が、この本を読むのにふさわしい準備を整えられたということなんだろう。
電子書籍になって、物理的な場所を取らないというのも大きいのだろうと思う。300冊たまってようが、5冊しかたまってなかろうが、僕のKindleの重さは変わらないし(データは変わっているけど)、見た目が変わるわけでもない。
積読癖はすぐには変わらないだろうけど、もう少し溜まっている本たちにも目を向けて、日の目を見る機会を与えてあげてもいいのだろうとも思う。
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