半身浴と無職 #31日目
仕事をしている時の毎日の風呂は、シャワーで済ましてした。どうしても帰宅時間が遅かったので、お湯を溜めてゆっくり浸かる、というよりも、さっさと浴びて、少しでも睡眠時間を確保したかったのである。
髪を乾かす余力を残されていなくて、びしゃびしゃのまま寝てしまうことも多々あった。
今は時間が有り余ってるし、せっかくだから、毎日お風呂に浸かるようにしている。一方で、一人暮らしなので、すぐに出てしまえば、何だかお湯がもったない気がして、(結果として)Kindleを読みながら1時間ほど半身浴をするようになった
1時間も湯船に浸かりながら本を読んでいると、どんどん発汗してきて、滴る汗でうまく読書ができなくなる。これを大体半身浴終了の合図としているのだけれど、こういう体内時計というか、自分の身体から発せされるシグナルを見ながら、自分の行動を決めることが、何だか珍しいことのような気がして、少しうれしく思っている。仕事をしていた時は、朝はいつも目覚まし時計で人工的に起こされていたし。
自分の身体とも真剣に向き合える期間にできればいいなと思う。
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