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投資信託のインデックスファンドとアクティブファンドの違いとは?

近年、テレビや雑誌なども「投資」の話題が増えてきます。老後2000万円問題のような「公的な年金だけでは老後生活は不安」だということも影響してより人気になっている背景もあります。私、こうして自分自身で財産やお金を運用して増やしていくことはとても良いことだと思います。
このような話題、ブームにのって「最近始めた」「これから始める」ような人も多くいると思いますが、初心者が具体的に「どういうことすべきか?」「どのような方針で投資をすれば良いのか?」と困る人も多くいるのは事実です。

「投資」には「投資信託」と呼ばれるたくさんの人からお金を集めて、お金を運用するプロが国内外の株式や債券で運用する方法があります。投資信託は少額から始められ、分散投資をプロがしてくれるから初心者でも安心して始められます。投資信託には、大きく分けて2種類のタイプがあります。「アクティブファンド」と「インデックスファンド」と呼ぶ方法です。それぞれに特徴がありますので、今日はその特徴について説明したいと思います。

まず「インデックスファンド」は低コストで市場の平均値を狙ってリターンを取る手法です。平均を追って、点数が良いものも悪いものも混在させて運用するので「アクティブファンド」に比べて手数料が安く抑えられるのが特徴です。「無難に増え」て、「コストが安い」ことから注目されることが多い運用方法です。実際につみたてNISAでこの「インデックスファンド」で運用している人も多くいるかと思います。

一方でもうひとつの「アクティブファンド」ですが、こちらはファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロが平均を上回るように多くの情報や取材を通してプロが時間もお金も掛けて厳選した投資商品に投資をする為、コストが掛かっているので手数料も高いです。プロが発掘してくる「金の卵」なので、年利10%を超えるような高いが出ることもあります。もちろんまだ「卵」の状態なので芽が出ずに終わるリスクもあります。

アクティブとインデックスのどちらが良いということに関しては、どちらに対しても一長一短な部分があるので、ご自身の投資方針に合った方法を選ぶと良いと思います。
私が見ている限り、特にここ10年は株高で平均指数が上がりやすい傾向であったので「インデックスファンド」での運用を推している人が多い印象にありました。しかしながら、アクティブファンドでもプロが時間とお金を掛けて発掘している商品へ投資なので、高いリターンが実際に商品も多くあります。安易に手数料が安いから、無難だからと言ってインデックスファンド一択にするのではなく、アクティブファンドの投資実績もしっかりと確認しながらどちらを選ぶかを見極めていくと良いでしょう。

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