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お金の神様 虫鹿恭正「これをやればお金が貯まる3つのポイント」

私が今までご相談を受けた中で一番多い悩みは、「お金ってどうしたら貯められますか?」という質問です。これについて私なりの解釈で解説します。

お金の貯め方は実は簡単

お金の貯め方は実は簡単です。
まず、そもそも貯めようと思うから貯まらないのです。ダイエットと一緒です。ダイエットは痩せようと思うから三日坊主で終わってしまいます。能動的な努力が必要になるので辛くなってすぐに挫折してしまいます。お金も一緒です。「どうすればお金貯まっていくか」という着眼が大切になります。
少しイメージしてみてください。目の前にお風呂のバスタブがあります。バスタブに栓をして水を流すとバスタブに水が溜まりますよね。お金もこの理屈と一緒です。

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お金を貯める3つのポイント

「どうすればお金が貯まるのか」ということには、3つのポイントがあります。1つ目は「まず目標を掲げること」です。期間は1ヶ月間でも1年間でも良いです。10年でも構いませんので、「どれぐらいお金を貯めたいのか」の目標を掲げてください。
先ほどのバスタブの話で言うと最新のものは設定すれば自動でバスタブに水を半分ぐらい溜める、1/3まで溜めるなどの設定ができるようになっています。このようなイメージで最初に貯める金額の目標を必ず数値化して持ってください。

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2つ目は「先取り貯金を取り入れること」です。
「先取り貯金」というのは、給料から強制的に財形貯蓄や積立NISA、iDeCo等の商品を使って毎月1万、2万円を強制的に天引きして貯めることです。「先取り貯金」の利点は、「実質手取りが減る」ということです。
大手の会社で働いている方は、将来のための退職金積立や企業年金で
老後困らないようにお給料を天引きして貯めてくれています。だから、大手の会社にお勤めの方から「虫鹿先生、家計分析してください」というご相談を多く頂いた時に、今使えるお金は少ないので「なかなかで貯金ができない」という話なっても実は「将来に向けて会社の制度でお金を貯めているケース」があり、これも「先取り貯金」をしているということです。目標から逆算してお金を天引きして貯めていくことが大切です。

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最後に3つ目ですが、「今、お金を貯めていることを周囲に宣言すること」です。
宣言する場合には責任が伴ってきますし、周囲の人間も「今、お金貯めているからあまりたくさん誘ったら悪いな」という雰囲気になり、配慮してくれるようになります。

繰り返しになりますが、貯めようとしても貯まりません。
とにかく貯まる仕組みを取り入れて、以下の3つを実践してください。

・まず目標を掲げること
・先取り貯金を取り入れること
・今、お金を貯めていることを周囲に宣言すること


「その程度のことか!」と思うかもしれませんが、貯められない方は本当に貯まるようになりますので、ぜひこの3つをやってみてください。

貯金を始めたら生活が苦しくなると思っている方へ

そうは言っても貯金を始めると生活が苦しくなると思う方もいるかと思いますが、そういう方も安心してください。私の経験で、例えば、今まで「貯め癖」がなかったので貯まらなかった方が、月の手取りが20万でもしここから3万円を先取り貯金したとしたら、実質の手取りが17万円になりますが、実際にやってみると17万円の手取りの生活にすぐ慣れます。
最近は世間一般で残業をしないという風潮になってきていますが、実は残業したくないが、残業代ありきで生計を立ててる方は多いです。多くのお悩みの中で残業できなくなって月5万円手取りが減ってしまったのでどうしようという方は多いです。しかし、手取りが5万円減って資金繰りが苦しいからと言って、例えば、借金や高金利のキャッシングに頼るという方はなかなかいないです。

このように手取りが減っても身の丈に合う生活にすぐに慣れます。ぜひ貯められない、貯められないって言ってる方は、「目標を持つ」、「先取り貯金する」、「周りに宣言する」の3つをぜひ挑戦してみてください。

YouTubeでこの内容の動画を公開しております。ぜひ動画もご視聴お願いします。


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