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教えて!お金の神様「貯金はいくらあれば安心ですか?」

Q. 貯金はいくらあれば安心ですか?

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A. 会社員や公務員の方であれば世帯年収の半年分、自営業の方は1年分が安心できる貯金額の目安になります。

病気で長期入院が必要になったりするなどしばらくの間収入がゼロになっても家賃などを払っていくことが必要です。そのような万が一時でも貯金があれば安心することができます。会社員・公務員の方は半年分、自営業の方は1年分をまずは目標の貯金額にすることをお勧めします。

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よくわかる解説

安心できる貯金額は人それぞれだと思いますが、貯金しておきたい目安は会社員の方であれば、最低でも世帯年収の半分くらい貯金があると良いです。半年分の貯金があれば、例えば、「新型コロナの影響で会社を失業してしまったから次の就職先が見つかるまで時間が必要」という時に貯金があれば、当面の家賃や住宅ローンを支払うことができます。
夫婦のどちらかが収入があれば、年収の半分程度の貯金で何とか家計が回ります。病気や怪我で命は助かったものの長期入院で仕事を休むことになった場合は、傷病手当金が前年年収の6割程度が支給されます。治療に掛かるお金も考慮すると年収半分くらいあれば1年間長期で療養したとしてもなんとか乗り越えられる目安になります。

個人事業主の方は、このような傷病手当などの保障がありません。よって、年収の1年分くらいの貯金があると安心できると思います。1年間収入がゼロでもなんとか住居代を払っていくことは可能になります。もちろん、借り入れの返済や従業員に給料支払う必要のある方は全然足りませんが、まずご自身の生活が安心できるかどうかの貯金額になると思います。

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