見出し画像

初めて小児整形外科を受診。コアラ抱っこの指導により股関節の制限が軽減

こんにちは、むしゃ子です。

私は、自分のような障がい児ママが
自分と子を受け入れて、
笑顔で子育てできるように活動しています。


前回の記事はこちら↓↓↓

今回は、
むしゃ美の股関節が硬いことに気づいて
小児整形外科を受診した時のこと、

抱っこを工夫することで、
次第に開くようになったことについて

では、どうぞ。

初めての整形外科受診。
親子共々慣れず、あたふたあたふた

紹介された整形外科は、
小児も診てもらえるところでした。

丁度この日は夫も休みだったので、
一緒に行ってもらいました。


初めての病院。

病院慣れしているとは言えど、
初めてのところはやはり緊張する。。。

とても人気があるところだったみたいで、

予約なしの整形外科へ、午前中の遅めで訪れると

待合室は、人でいっぱい!ぎっっっしり。

受付の看護師さんは

「ただいま、混み合っていまして、1時間半くらいかかるかもしれませんが、よろしいでしょうか」と。

仕方がないので、待つことにしました。


待合室の椅子には人でいっぱいで、
立つしかありませんでした。

生後4ヶ月のむしゃ美
ずっと抱っこ紐の中にいると、
やっぱりぐずりはじめ、大泣きに。

スクワットしたり、歩いたりして、
揺れを感じさせながら、
泣いているむしゃ美をあやしてくれた夫。

やっとの思いで椅子に座れたものの、
それからも30分くらい待ちました。

「むしゃ美さーん」と呼ばれて、
速やかに移動し、診察室へ。

先生はまだいらっしゃらず、
看護師さんが出迎えてくれました。


「こちらに
むしゃ美ちゃんを寝かせてください。
服も脱いでください。
あ、オムツが青いですね。
替えてあげてくださいね。

ゆっくりで大丈夫よー」


と言われたものの、気持ちが流行り、
急いで服を脱がせ、
オムツを替えていたところ、

先生(小児整形外科医)参上!


首が座っていなくても縦抱っこが良いことの説明を受けた

むしゃ美は夫に任せて、

私は、先生の目の前の椅子に座り、
3ヶ月健診で指摘があったことを伝えました。

そして、出生後から現在までの、
病気の診断のこと、
脳性麻痺になる可能性があることなどを
告げられていることを説明しました。


情報を聞き取った先生は
速やかに立ち上がり、

むしゃ美の股関節の状態、
筋肉の状態を診察。

その流れで
股関節の状態を
超音波検査で診てくれました。

仲良く3人揃って一度退室し、中待合室へ。


しばらく待っていると、
再び名前を呼ばれ、次はレントゲン。


なかなかの長丁場です。


撮影が終わり、
再度、中待合室で待つこと十数分。
診察室に呼ばれ、やっと結果説明に漕ぎ着けました。


「制限はありますが、脱臼はありません」


「抱っこを工夫してください、
コアラのように、縦に抱っこして、
しっかりと足を広げてあげてください」



思い返してみると、
抱っこはずっと横抱っこでした。

なぜなら、むしゃ美は首が座っておらず、
縦に抱っこすると、
後ろへ頭がグランと落ちてしまい、
それが怖かったこと。

そして、

いざ、縦抱っこしようとしても、
股関節が硬いために
股を広げることができず、
無理に股を開くことに怖かったからです。


先生の横で、
むしゃ美は看護師さんに
縦抱っこされていました。

先生は、
抱っこされたむしゃ美の脚の角度を
指差しながら、

「このように抱っこしてあげてください」
と口にしました。


よく見てみたら、看護師さん。
むしゃ美をご自身の横で
縦抱っこしているじゃありませんか!


私は心の中で、

「すごい、縦抱っこができている!」

「そか!私の正面でできなければ、
私の体の横で縦抱っこをすれば良いのか!」と。

速やかに理解して、
「家でもやってみよう!」
と思いました。


さらに、先生は
「向き癖はありませんか?」
と私に聞きます。


思い返してみると、
むしゃ美は右向きに寝る癖がありました。

そのことを思い出し、

「あります!
右向きで寝ていることが多いです!」

そう伝えると、先生は

「それでしたら、その向き癖が原因で、左右差がでてきたのでしょう。赤ちゃんなので、難しいかもしれませんが、なるべく、右に向かないようにしてあげてください。もし右に向いて寝るようであれば、バスタオルで予防することもできます」

と説明してくれました。


コアラ抱っこ継続で股開いた!

そして、私は2枚の資料を渡され、

・赤ちゃんの脚の形はM字型が良いこと。

・今後脳性麻痺になると、足の筋肉の緊張が高くなる可能性があること。

・緊張が高くなると、両足が交叉し、股関節が脱臼する可能性があること

などの説明を受けました。


頂いた、資料は日本小児科整形外科学会・日本小児股関節研究会が出している記事です(こちらをクリック)


先生は
「股関節の脱臼が起きないか、
その都度経過を診ていきます」ということで、

2週間に1度、通院することになりました。


無事に診察が終わり、
家に帰ってから、
早速コアラ抱っこをやってみました。


初めのうちは、
私もむしゃ美もお互いに慣れずで

むしゃ美に
少々痛みを感じさせてしまいましたが、

本人のためであると、
頑張って、コアラ抱っこを継続しました。


そしたら、
みるみるむしゃ美の股が開くようになりました。


「抱っこの仕方、
一つでこんなにも変わるのか!」
と、感動しました。


2回目の通院のときは、
股関節の硬さの左右差は無くなっていました。

そして、私の横で縦抱っこしていたのが、
遂に正面でもできるようになりました。

「すごい!」

まとめ

今回は、
むしゃ美の股関節の硬さに気づき、
小児整形外科の受診の様子と、

コアラ抱っこをすることで、
どんどん開くようになったことを書きました。

次回の記事では、具体的に

・赤ちゃんの股関節はどのくらい開かないといけないのか

・当時、むしゃ美がどれくらい股関節が硬かったのか

・コアラ抱っこの仕方

などを書こうと思います。


以上です!最後まで読んでくださってありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?