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【圧倒的なリアル】深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」@上野の森美術館

 こんにちは、ミュージアムショップトーキョーの店長です。今回は、12月11日に訪れた深堀隆介展のレポートをします!
 いつも通り、お急ぎの方は目次から基本情報へお進みください!

展示内容

 深堀隆介さんが手掛ける2.5paintingの金魚たちの作品が勢ぞろいでした。容器内に注いだ透明樹脂に、絵具を重ねることで、描画が浮いているかのように見える画期的な技法です。深堀隆介さんが確立した手法で描かれた金魚たちは、どれも今にも動き出しそうなリアルさで、一つ一つの作品に見入ってしまいました。
 ほとんどの作品がリアルな金魚主体で、まるで水族館に来ているような感覚にもなるため、普段あまり美術館に行き慣れていない人でも楽しめると思います。
 基本写真撮影は禁止でしたが、展示作品の内、以下のインスタレーションを含む6点は特別に許可されていました。本当に繊細かつ美しい作品ばかりなので、ぜひ、ご自身の目でご鑑賞ください!

今回のイチオシ!

『方舟2』
 リアルな金魚たちが木製の台の中で泳ぐ作品です。仕切られた空間の中で泳ぐ金魚たちは、作家本人曰く、人生の様々な段階になぞらえられているとのこと。それぞれの仕切りの中の金魚を一つ一つ丁寧に観察したくなるような作品です。画像は美術展ナビのものを拝借しました。

これだけ見ておけばすぐにでも!基本情報


・会期 2021年12月2日~2022年1月31日

・平均所要時間 サクサク派 30分~ じっくり派 1時間~

・写真撮影 基本禁止

・年齢層 20~40代がメイン 一般的

・男女比 ほとんど同じくらい

・ロッカー 〇 美術館入口、要100円玉

だいすきな人も、キョーミない人も、よりよいアートライフを!

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