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朝、目が覚めたら

朝、半分起きて、半分寝ているようなとき、本当のところはわからないけれど、ほんとうのことを受け取っているような感覚になることがある。

脳内でパズルがはまっていくような、けれどそれが具体的に何なのかは覚えてはいない。ダウンロードはしたけれど、解凍方法はわからず、けれど、必要な時に自動解凍されて、ミッション完了、ってな具合。

実は、過去も未来もなくて、今だけがあるってこと、それがほんとうなんだろうなとなんとなく思っている。過去を参考に未来を作ろうとすると、全く希望が持てない。過去への後悔と、未来への心配を、シーソーのように行ったり来たりしていたのでは、生きた心地もしない。

時間軸が過去から未来に進んでいく概念の中では、延々と恐れがつきまとう。それが、地球って星の面白さではあるけれど、感情のジェットコースターを味わうことに飽きたなら、もう、今を生きていくしかないのではないだろうか。

今には、過去も未来も存在する。けれど、今、という時を、一直線に結ぶのではなく、少し立体的に捉えるとして、過去と未来を、底辺の端と端にして、その中心を頂点にした三角形をイメージしてみる。三角形の頂点が今だとしたら、頂点からは過去も未来も見えている。けれど、一直線、平衡の中心の今とは全く違うバランスがそこにはあるはずだ。

それが、わたしたちがこれから創っていく世界。
もうすでに、その創造は始まっているのだろう。

今朝、受け取った感覚は、とても印象的だった。
過去が、全くなくなっていたのだ。全部。
今にいる。という感覚。どこかで知っている感覚。
そう。赤ちゃんだったころはきっとこんな感じだったに違いない。

今しかないとどうなるか。
そう。一日のうちにこんなに考えているコロナがない。
昨日まではあったけど、もしも過去がないとしたら、そういうことに、なる。

過去の記憶を元に、未来を創造するということを、いかに無意識にしているかと思ったら、今に寛いで、今を安心して過ごすことが、とても大切だということがよくわかる。

過去への後悔も、未来への心配も、あってもいい。けれども、今、をもっと意識して感じたなら、いつも守られて、いつも愛されていることが、いずれわかる。

至らなさや後悔なんて山ほどあったわたしが、こうして今を生きられるのは、「自分を大切にしよう。今を生きよう」と決めたからだ。なんなら、「過去はう〇こ」だと言い放ち、どんな感情が出てきても、自分の感情を認めた上で、水に流してきたからだ。

あぁ、また話が散らかっている。けど、いい。
こうやって、いろいろぶっちゃけながら、整頓しているの。
(あ、これが解凍作業なのかも)

冒頭に戻ると

朝起きたら、過去が、なくなってたの。
そしたら、今しかなくて、
今しかなかったら、心配事が何もないの。
ただ幸せな感覚がハートから溢れてた。

今を生きる人たちと響きあっているこの感覚が
きっとたくさんの人に届いていると思った。

忘れるって、いいなって思った。
だってもう、十分いろいろ体験したもんね。

まだ寝返りもうたない赤ちゃんの頃
誰もがみんな、今を生きてたはずなんだ。

新しく生まれ変わるには勇気がいる
けど今は、案外簡単にそれができちゃったりする。
もう、たくさんのデータが書庫に返却されているから
それをダウンロードするだけなんだ。

解凍のパスコードは
「今を生きていいことを許可☆」

以上。おしまい




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