見出し画像

親族顔合わせの思い出

夫がマレーシアに来て今月で1年経ちました。ちょうど1年前、夫の壮行会を兼ねて親族顔合わせをやった時のことを振り返り。

ようやく実現した顔合わせ

私達は結婚してからも勤務地が違うため、1年くらい別居婚をしていました。新幹線で約5時間の距離だったので、会うのは月に1回程度で一緒にいられるのは毎回半日〜数日。それまで1年半くらい同棲してたので別居婚はとても寂しかったです。

しかしお互い仕事も忙しい上に挙式に興味が無かったので、それぞれの親への挨拶と新婚旅行以外にイベントはやっていませんでした。夫地方、私と義理の実家は首都圏(2時間くらい離れた場所)、実家は九州と散らばっていたのをいいことに顔合わせすらやってなかったw

さすがにマレーシアに行く前にはやらないと数年は出来ないかなと思って重い腰を上げて準備していたら、結局夫のマレーシア渡航日前日に開催するバタバタスケジュールになりました。

顔合わせの会場

場所は上野の韻松亭にしました。上野なら地方から来る両親と夫のアクセスがいいかなと思ったのと、式を挙げない代わりに少しでも祝い事の雰囲気が感じられる料亭みたいなところがいいかな、というのが決め手でした。

上野の杜 韻松亭

椅子席の個室を希望、食事は和食なら全員の好みに合うので豆腐ゆば懐石を選びました。義理の両親、私の両親・妹と私達夫婦の7名で予約。堅苦しくしたく無かったので家族には服装自由で来てもらい、私だけ着物、夫はスーツで参加しました。

着物レンタル

本当は着物も着なくていいかなと思ったのですが、母の強い希望によりレンタルすることに(母が費用を出してくれた)。韻松亭に近い場所が便利かなと思って、上野のきもの鈴乃屋さんでレンタルしました。

1週間前くらいに下見に行きました。10月頃だったのでちょうど成人式の予約や前撮りが行われていました。地味めな着物がよかったので、訪問着と帯と雪駄をいくつか試着して予約。当日ヘアセットと着付もお願いしました。多分トータルで6万円くらい。

当日は私だけ鈴乃屋さんに早目に行ってヘアセットと着付、上野恩賜公園で両親と待ち合わせて写真を撮ったりしてから韻松亭に向かいました。

画像1

着物はこんな感じ。白く見えるけど本当は薄いピンク。お宮参りみたいな雰囲気になってしまったけど親は喜んでいたので良かったです(母は結婚式を挙げて欲しがっていたので)。

韻松亭

画像2

個室はこんな感じ。窓も大きくてお庭が見えて良かったです。

画像3

結婚から10か月くらい経っていたので今更かなと思い、特に祝の席だとはお店に伝えていなかったのですが、恐らく着物を着ていたので急遽お店からお祝いでお酒と鯛めしをサービスして頂きました。韻松亭のスタッフの方気遣いが本当にすごくて感動しました。素晴らしいホスピタリティだったので、またお祝い事があればこちらでお願いしたいなと思ってます。お料理もサービスも大満足でした。

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

因みにこのサービスの鯛めしが本当に本当に美味しくてびっくり!着物でお腹は締め付けられてる上に懐石でお腹いっぱいだったけど、美味し過ぎて限界まで食べました。食べきれなかった残りはおにぎりにして下さいました。包み紙も素敵。こちらの鯛めしがまた是非食べたい。

感想

最後はお店でみんなで記念撮影して終了しました。義理の両親と私の家族はお互い初顔合わせだったのですが、意外に話題が尽きず楽しい時間を過ごす事ができました。上手く行った要因は圧倒的にお店の雰囲気とサービスとお料理が素晴らしくて、皆の満足度が高かったからだと思います。特に、直前まで普通の式を挙げて欲しいと文句を言っていた母が何だかんだ1番喜んでいたので良かったです。

因みに着物は汚してしまうのが怖くてその後直ぐに返却しましたwまた、義理の父が食事代を全て支払って下さり、何だかんだ双方の両親に甘えてしまう形になりました。本来は結婚前にやるべき顔合わせだし、親の希望も無視して式は挙げませんでしたが、一応こんな感じの場を設けただけでも双方の両親は喜んでくれたので良かったです。

しかし準備で結構大変だったし上手くいくか不安だったので、ちゃんとした式はもっと大変だろうなと思う。双方の両親の寛容さに感謝しなければ。夫は翌日マレーシア渡航だったのできっと顔合わせどころじゃなかったと思いますが。バタバタしたけど振り返ればとても良い思い出になった1日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?