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私と歌舞伎

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感じたこと、猿之助さんに影響を受けたこと。
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2024年3月の記事一覧

東日本大震災から13年

13年前の3月11日、東日本大震災が起こりました。 私は東京で地震を体験しました。レストランで打ちあわせ中でした。一軒家のレストランがすごく揺れてつぶれてしまうのではないかと思うほどでした。シャンデリアが180度振れていました。 お客やスタッフが長時間そこから動けなくなり、シェフたちが炊き出しをしてくれました。余震のたびに火が使えなくなったりして苦労しながら食事を作ってくれました。 夜、地下鉄が動いたので、偶然にも近所に住んでいるスタッフの方と二人で行けるところまで地下

改めて3月のこと

昨晩、猿之助さんのことを一気に書いたら、私の中の澤瀉屋スイッチが入っていくのを体感しました。 昨日は職場復帰をしました。また少し休んでいました。「ヤマトタケルを観に行くことにしたの」と話すと、「観てなかったの?」とか「なんで」とか「よかったね」とか。歌舞伎好きが多い日だったので盛り上がりました。 仲良しさんが「またうるさくなるねー」と。そうだった。職場では澤瀉屋と言えば私だから(笑)猿之助さんが出演していない月も「出てた?」と思われるほど猿之助さんの話をしていました。皆が

澤瀉屋

大好きな めぐさんと電話で話しました。 体調不安とか悩みとか聞いて欲しかったというより、声が聞きたかった。大事なことはやっぱり声で伝えたい。 そうしたら悩みがぶっ飛んだ(笑)私は自己価値を下げ過ぎてたみたい。追いかける人生を送っている場合ではなく、追いかけてもらう人生になりなさい。そうエールを送ってもらった。私なら大丈夫と。 私が私を信じてあげるため、今の自分を生きるため、身体の感覚を感じていくことに集中しようと思う。感覚と感情は一緒だと教えてもらいました。我慢した悲し

最近のこと

先月、自分の声で伝えたいことを伝えることができて嬉しくて、これからも観た舞台の感想を全力でここで伝えていきたいなと思いました。 「リスタート」 心機一転、歌舞伎も大衆演劇も、どんなジャンルも良いものは良い、楽しいものは楽しいとお話していきたいです。 思いついたのがアイコン。前回のものは定式幕を背景にしてました。歌舞伎の枠を超えたいかなと。 Instagramでいろいろイラストレーターの方を調べていたら、とっても優しい絵を描く方に出会いました。先月末にオーダーをし、修正

リスタート。

3月が始まりました。 先月、いろいろな気づきがありました。 声が出なくなったことで、心の声を聴くことができました。 頭で考え、先を憂いたり、人の気持ちを勝手に想像したり。 私はずっとそういう人でした。 心から溢れてくるものをそのまま感じられるようになりたいと思いました。私が本当に臨んでいることを怖がらず感じられるようになりたい。自分を信頼し、大切に思う人を信頼しようと思いました。 明日はないかもしれない。 幼くして亡くなった姪が教えてくれたこと。毎日、全力で楽しいこ