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私と歌舞伎

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感じたこと、猿之助さんに影響を受けたこと。
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2023年12月の記事一覧

私の2023年 3

今年も有難うございました。 書くことが好きで、話しをしたくて、自分のために作ったnoteです。ここに来てくださり有難うございます。 明日はないかもしれない。これが身に沁みたからこそ、来年は今日を生きる大事な人と、会って話し、触れ合う一年にしたいと強く思っています。希望を持って進みたいです。 5月の猿之助さんのことで、どんなに暗い一年の結びになるかと想像していました。でも人生というのは不思議なもの。 猿之助さんから教わった大衆演劇を平行して観てきたお陰で私は想像以上に穏

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私の2023年 2

初芝居は1月2日、初日の歌舞伎座でした。 今年の歌舞伎座は12月まで毎月観劇することができました。 2月に大衆演劇を初体験しました。昨年末の「猿之助と愉快な仲間たちリサイタル公演」で興味を持ち、その公演で知った恋川純弥さんがゲスト出演すると知って友人と浅草木馬館に行きました。そこから始まり一年で約20回ほど観に行きました。 私的には歌舞伎を変わらず観に行けたことに何だかホッとしています。それは大衆演劇の役者さんのお陰でもあります。 猿之助さんは5月まで毎月公演がありまし

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私の2023年 1

仕事が納まりました。 今年を振り返るのは止めようかと思いました。でも5月の猿之助さんのことがあったからこそ、世界が広がったり、新たな仲間と繋がることができました。 猿之助さんが舞台からいない日々が突然やってきて、生きていけるのかと思いました。でも力をくれる人たちが回りにいることに気が付き、泣かなかった私は泣くことができました。 ずっと自分のオールで必死に漕いで前に進んできたように思います。猿之助さんの事があり、自分に帆があることに気づけました。 オールを手放し、帆を大

一陽来復

今日は歌舞伎納めでした。 猿之助さんがいない観劇納めは久しぶりです。ずっと以前は12月が休み月になることが多かった時期もありましたが、コロナ流行後は、猿之助さんで一年を結び、そしてスタートという連続でした。 今年はたくさん泣きました。 悲しみ、苦しみ、嬉しさ、切さな、愛しさ。。どんな時でも涙が出て困りました。人の優しさに触れるともうダメでした。 でもたくさん泣けたことはよかったと思っています。本当の私はこういう人なのだと気づくことができました。これからもまだまだ泣くと