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私と歌舞伎

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感じたこと、猿之助さんに影響を受けたこと。
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2023年11月の記事一覧

猿之助さんの誕生日に思うこと

11月26日は猿之助さんのお誕生日でした。 おめでとうございます。 この日を迎えてくれて有難う。 Xにファンから猿之助さんへのお祝いメッセージが溢れていました。仕事の休憩中に見てしまい、嬉しくて泣きました。こういうSNSも久しぶりだなぁと。直接的には届かないかもしれないけど、絶対に本人の力になっていると信じています。 猿之助さんが舞台の上からいなくなって半年。将来、いなくなる時が来るかもしれないと思っていたけど、こんなにも突然やってくるとは想定外でした。 でも私には猿之

十八世中村勘三郎

来年2月歌舞伎座、3月名古屋平成中村座で「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」が決定しました。 ああ。。と勘三郎さんのことを思いました。もう十三回忌なのですね。 私は好きになると、その光に触れていたくて、空気を共有したくて。その人の思い、そこにある命に触れたくなる。全てが愛おしくてたまらなくなります。 猿之助さんを初めて観た時、こんなにも舞台で命を燃やすことができる人がいるのだと心が動きました。お客を楽しませようと炎のようなオーラで踊る人。 私の歌舞伎道はそこからスター

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猿之助さんへ

判決の日でした。 判決を受けて松竹が公表した猿之助さんのメッセージを読みました。ラストの直筆のサインが懐かしいです。いつも忙しくて字が走っていたけど、落ち着いた猿之助さんらしい文字に少し安心しています。 「多くの皆様に治癒し難い傷を負わせてしまった」とありました。私の心の傷は癒し難くなんてありません。 猿之助さんがご縁を結んでくれた友人や仲間が、私の心に手を差し伸べてくれました。泣けない日々から、悲しい時や嬉しい時、恋しい時。。素直に涙が溢れてくるようになりました。

「猿之助へのエール」

久しぶりにいろんな想いが溢れて泣きました。 最近は猿之助さんの話題が出てこないことに慣れてしまっていました。というか。。慣れようとしていたのかもしれません。三代目の話にも全く出てこない四代目のこと。私には違和感しかなく、TV番組や報道などは見ていません。 昨年末の’猿之助と愉快な仲間たち’のリサイタルからのご縁で大衆演劇を観るようになったことは、ここでずっと書いてきました。ご縁で舞台を観始めた恋川純弥さんのインタビュー記事が、現在、ウェブマガジン「大衆演劇ナビ」に連載中で

11月の観劇予定

11月がスタートしました。 よろしくお願いいたします。 先月でひとくぎり。これからは猿之助さんを楽しく待ちたいと思っています。心を縛られることなく、惹かれるものを観ていきたいです。 11月も気になる芝居がたくさんあります。 スタートは歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」のマハーバーラタ戦記。2017年の初演版を観ています。忘れもしない、同じ月の新橋演舞場で猿之助さんが怪我をしました。 猿之助さんとルフィをWキャストだった右近くんが全て主演することになり、公演を応援するために