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◆DAY2 初レッスン

*2019年2月18日*

タンゴをはじめて踊った翌日は、その余韻に1日中浸っていた。映画『ラスト・タンゴ』をAmazonで購入しあらためて視聴(路子先生に勧められ、3年前に映画館で見ていた)。これから何度も見返すような気がしたので、スマホにもダウンロード。

そしてAmazon Primeで「タンゴ」「ダンス」etcと検索して見つけた『ボールルームへようこそ』というアニメにハマって、夜ご飯も食べずに深夜2時過ぎまでかけて30分弱×24話を一気見(この集中力を他のことに使えば、ひとかどの人物になる気がする)。タンゴとはちょっと違うけど、「何の取り柄もない」平凡な中学生が社交ダンスに没頭していく過程の描き方がリアルで面白い。
夢にまでタンゴが出てきた……内容は忘れたけど、なんだか良い夢だったなあ。

*2019年2月21日(DAY2)*

緊張……。誰も私のことなどそんな見ていないだろうに、自意識過剰状態になって、ペアを組むだけで唇がふるふるしてしまう。人数が多かったけど(9名)、綺麗に男女が半々くらいで分かれていたので、部屋1周毎にペアを変わりつつ全員と組んで練習。バルドッサとオーチョという基本ステップを習った。

楽しかった……。
でも、異性に触れて動くというだけで多少、いや少なからずドキドキする(年配のおじさまでも然り)。
当たり前だが男性のレベルもまちまち。レッスン3回目の方と組んだりすると、二人ともおもちゃの兵隊みたいなぎこちない動きになる。逆にリードがうまい男性とだと、自分もできているような感覚になる。
1時間半のレッスンでも、外反母趾の部分が痛くなった。

驚いたのは、最初のカミナンド(歩き)のとき、つま先を滑らせるようにして、できるだけ床から離さずに歩くように指導されたこと。歩く=「かかと、母子球、つま先!」とヨガで習った健康的な歩き方をイメージしていたら、全然違っていた。

つまり猫のようにしなやかに音を立てずに歩くのが美しい。

確かにおちょ(※飼い猫の名前)は音もなく歩くし、歩いているだけでほれぼれするほど美しい(高貴ですらある)。
やっぱりタンゴと猫は相性がいいのか?タンゴを踊る人には猫好きが多いらしいし……(先生夫婦も猫を飼っている)。

「おちょ」という名前も、8が好きだからつけただけで、タンゴのステップ名を意識してつけたわけじゃないけど、運命みたいで嬉しい。

**2019年2月22日*

先週初めてミロンガを体験してから、気づけばタンゴのことばかり考えてしまう。Youtubeでタンゴの動画を見たり、勉強の合間にオーチョの練習したり……中山可穂の『ゼロ・アワー』を読んでから、ピアソラの「ゼロ・アワー」を購入してしまった。初めて買ったタンゴのCD。聴くのが楽しみ。

(2019.2.22)

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