◆DAY40 遠ざかる"ふたりの世界"

*2019年7月11日*

スペインから帰国した翌日、ミロンガから参加。
10日もブランクがあったので、さぞやなまってるだろうなぁ……と思って踊るのが怖かった。

「踊りたい!」という純粋な欲求よりも、
「うまく踊れるかどうか」を気にするなんて。

私はやっぱり外からの眼を気にしてるんだなぁ……。

さいきん、踊りながら、「あ、ここはこうだった。こうすればよかった」などと考えていることが多々ある。

ミロンガはレッスンではないのだから自分と相手が気持ちよければいいのに、レッスン感覚から切り替えられないことが多い(←お酒を飲むと、ようやく本能のままに踊れるようになるけれど、その代わり足元は乱れるという悲しい運命)。

この「自分を良く見せようとする外向きの自分」から解放されたい。

久しぶりに踊った殿方との1タンダ目は、滑りにくいおニュー(←死語?)の靴を履いていたことを抜きにしても、ひどかった……。
踊り終わったあと、天使様が派手にお通りになっていた。

2タンダ目は、好きな曲(Inviernoなど)のタンダだけあって、ようやく曲に乗りいい感じになってきたけど……もっとまわりが全て消えてしまうくらいに"ふたりの世界"に没入したいのだ私は。

タンゴについて何も知らずに踊ったときの印象が強烈だったからか、
練習するにつれ、そこから離れていっているような気がする。


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