◆DAY22 タンゴ漬け週間

*2019年5月4日*

昨日からGW集中レッスンに参加している。
14時から17時までぶっ続けで3時間の集中レッスン。
風光るこの季節も私は暑苦しくタンゴを踊りたいのだ。

土曜日の今日は、集中レッスンに加え18時からの通常レッスンもあったので、集中レッスン3時間→18時から1時間半通常レッスン→23時までダンスタイムの超ロングコース。
……あなたはいったいどこに向かってるの?と自分に問いたい。笑。

レッスンでは昨日からミロンガを練習。
タンゴの音楽にはタンゴ、ワルツ、ミロンガと三種類のジャンルがある。タンゴは4拍子、ワルツは3拍子、そしてミロンガは2拍子。「ワン、ツー、ワン、ツー」のミロンガはノリはいいけど、踊るとなると苦手にする人も多く、ミロンガが流れ始めると急にフロアに人が少なくなる。かくいう私も、「この人は大丈夫」という人でないと怖くて踊りたくない。

踊る人が少ない……つまり、ものにすればミロンガクイーンになれるチャンス!
ということで苦手克服すべく真剣に取り組んだ。そもそもこれまでレッスンで習ったことがなかったので新鮮だった。
ミロンガはリズムに乗れると楽しいけど、ひょいひょい軽薄に動くのではなく、ウキウキ感は体内から滲み出るくらいが良いらしい。

もう一つのテーマは、アドルノ(飾り)。
基本的に女性は、男性のエスコート(リード)に従って動くタンゴ。でも、男性のなすがままじゃつまらない、自分の個性も出していきたい!という時に便利なのがアドルノ。ちょっとした間があるときに、自分なりにアレンジした動きを加えることができる。だから飾り、遊び=アドルノ。
アドルノこそフォロワーの醍醐味、という人もいる。

で、今日挑戦したアドルノのステップ。
……全然できない。

「基本もままならない今の段階でなぜやらないといけないの?遊びの動きなら、後からやればいいいじゃん!」
という気持ちが心の中にあって、真剣にやろうとしていなかったのもある。
できないし、やりたくないし、なんだかもう嫌!
むくむくと暗雲が垂れ込めてきて、レッスン中、落涙してしまった。。。


なんとかレッスンを終え、20時前から自由に踊る時間。
この日は路子先生の誕生日のお祝いも兼ねてシャンパンをたくさん持っていったので、シャンパンナイトだった。
参加者も多く賑やかだったけど……私はやっぱり情緒不安定で、22時まで1曲も踊れなかった。

踊ると、また泣いてしまう気がした。
だって、今週はタンゴ4日、うち集中レッスンも2日も受けてタンゴ漬けだったはずなのに、前よりも下手になっている気がするんだもの。踊ったらそれが明らかになっちゃうから、怖かった。

集中レッスンでせっかく習ったミロンガも、踊らなかった。


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