選挙と福祉施設
なんで市内だけにグループホームを?の裏側
私が過去に住んでいた場所にはある噂がありました。
「市内にGHを増設してるの理事長、市議会議員になった」
福祉業界に携わっている方ならここで違和感に気づくかもしれません。
GH理事長の市議会議員
では、この噂の続きをお話しします。
「主に知的障害者を受け入れて、『〇〇(理事長の名前)』を書く練習をさせている。選挙当日は団体かつ職員同伴で行くらしい」
私にこの噂を届けてくれた方はそのGHの元職員からウラをとったそうです。
そうすると、市内のみにGHを増設するのは効率的です。市議会選挙は市内で行うものであり、他の選挙に比べ1票が大きいです。
例えば、一棟10人として、3〜4棟あるとしましょう。
最高で40人≒40票、大きいです。
しかし、これが事実であるならば、大問題です。そもそも憲法第13条に違反しています。
また、平成24年度に施行された虐待防止法に触れる可能性もあります。
またその地域に、しかも私のような福祉の新参者が聞くほど噂が広まるものでしょうか…(聞いた当時は中学生〜高校生です)
しかも、ウラをとった方以外にも行く先々で福祉業界の方々に同じことを言われました。
当時私も公的文書を中心に調べました。当該者は少なくとも市議会議員を2期つとめている様です。
当該理事長がGHの増設をしたという情報を、私自身で当該市役所にて確認がとれました。
さいごに
正直、私が実際にその場面を見聞きしたわけではないので、あくまで噂であって欲しいと切に願っております。
今回の統一地方選にて例の方が市議会議員候補になっていれば、もう少し深掘りしたいと考えています。
皆様も地域の議会議員候補者を見て、今一度どんな人物なのか調べてみるのも良いかもしれません。
あくまでも、噂が事実なら良くないことであり、純粋にGHを新設したいと思っている方は躊躇せずにぜひ、新時代を作っていってほしいと私は考えます。
追加情報
当該者の立候補がポスターで確認できたとの情報提供があり、私自身も公式HPで確認がとれました。
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