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VMagicMirrorで3Dでペンライトを振る【VTuber向け?】

はじめまして。ムスビイトです。
いわゆるバーチャルYoutuberをしています。

この記事は、VMagicMirror上でハンドトラッキングを使いペンライトの3Dモデルを振るという内容です。
3DのVTuberさんが配信で同時視聴の時に使う等を想定して書いています。

今回メインで使うツールはVMagicMirror(VMM)です!

注意

※本記事はVMagicMirrorをインストールしており基本的な使用方法を知っている前提で解説しています。
※全ての3Dモデルが光るわけではありません。モデルにEmission等を設定してある必要があります。本記事で使っているペンライトのモデルにはBlenderでEmissionを設定しています。


最初に、VMagicMirrorで物を持てる話

VMMでは、顔や手などに3Dモデル(glb形式またはglTF形式)を装着することができます。

今回はこちらの機能を使い、手(LeftHandもしくはRightHand)にペンライトを配置します。すると、腕を動かすことで配置したペンライトも動くようになります。

装着の仕方は公式サイトでチェック!

3Dモデルの探し方

3Dモデルを制作配布している場所や人を探しましょう。検索エンジンで調べるほか、BOOTH等のサイトを見てみるのも良いでしょう。
私のBOOTHアカウントでも、今回のペンライトを含め3Dモデルを配布していく予定です。
もちろん自作することもできます。

ハンドトラッキングについて

ペンライトを振る以上、手を握って腕を振る必要があります。
無料版のVMagicMirrorだけではできませんが、以下の方法で使えるようになります。

VMagicMirrorフルエディションを購入(2500円)

エフェクトがかかりますが無料版でも試すことができるので、しっかり動作確認はしましょう。

ハンドトラッキングで外部ツールを使う場合

外部ツールでの腕の動きのトラッキングをVMMに送信できます。その場合、VMCプロトコルを使用することになります。

こちらの記事が分かりやすいです。

Webcam Motion Capture(月199円のサブスク)(オススメ)

私が使ってるやつ。無料で動作確認ができますが、UIの削除とVMCプロトコルの使用にはサブスクの加入が必要です。
一旦無料でVMCプロトコルを試したいという人は、ムスビイトのXのDM等で声をかけてください。紹介プログラムという仕組みのクーポンコードを発行できます。(周りにWebcam Motion Captureの使い手がいたらその人に訊いたり頼んだりすることもできます!)

VRM Posing Desktop(1400円)

本来は静止画撮影をしたりvrmaモーションを扱ったりするツールですが、VMCプロトコルは使用可能なため、Webカメラがなかったりトラッキングで手を握るのが難しい場合には使えるかも……?
VMM側で手の姿勢だけ受信するように設定すれば、頭のほうはWebカメラで動かすということもできます。

手も握れます
下半身の動きは送信できない(VMMが上半身を映すことに特化している故の仕様)

私のPC上では動きが安定しないので今回の記事でのオススメ度はかなり低めですが、
VRMモデルを使って撮影等ができて楽しいし、VTuberさん等であればサムネ制作にも便利なので、トラッキング関係なく購入して損はないかもしれません。Steamから買えるし、時々セールで安くなってます。

光らせるには

まず、背景を暗い色にします。色を変えてもいいし、画像を読み込むこともできます。

ライトを暗くします。色味を変えてもいいですし、パラメーターで明るさを下げてもいいです。もちろん併用も◎

色を変えた場合
明るさの数値を変えた場合

お好みでBloomも調整してみましょう。

以上で準備は終了です。おつかれさまでした!撮影や録画や配信で、思う存分ペンライトを振りましょう!

こうなるよ!

実演

私の環境では録画が難しかったので、この記事の手順を参考にして配信をしてくださったVTuberさん(霧太郎 様)のアーカイブを貼らせていただきます。
(許可くれて本当にありがとうございます!!)


他の使いかたができた方、できそうと思いついた方がいたら、ぜひコメントなどで教えてください!

以上の内容はあくまでムスビイトが知っている情報でしかないので、追加情報があればそれも教えてください……(他力本願!)
そちらを参考にして本記事に追記させていただく場合があります。

良きペンライトライフを!



ムスビイト

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