箱根駅伝追っかけしてみた

はじめまして、さかっぺと申します。
普段は「武蔵野鉄道日誌」というブログで西武線周辺のことを投稿したり、Twitter上で野球とかアイマスとかの実況しています。

今回は試験的にnoteで記事を書いてみたいと思います(向こうだと適切なカテゴリも無いので)。

はじめに

そもそもどうして箱根駅伝の追っかけをしようと思ったかからを書かないとですね。Twitterでもブログでも駅伝のことなんてほぼ書いてませんから。

自分が箱根駅伝を追うようになったのは2017年からです。しかし目的は、駅伝そのものよりも文化放送の箱根駅伝実況中継でした。
文化放送と言えばライオンズナイター。そしてライオンズナイター実況陣が多く出演しているのが駅伝中継です。シーズン中は見れない日や現地観戦時以外は欠かさず平日はライオンズナイターを聴いている自分にとって、学生三大駅伝中継はシーズンオフにライオンズナイター成分を摂取できる貴重なタイミングです(他に東京・中山開催のGⅠ中継、ボートレース中継など)。
2017年の箱根駅伝中継と言えば、当時スポーツアナウンサーから夕方帯のニュースキャスターへの転身が決まっていた斉藤一美アナウンサーの転身前最後のスポーツ実況でした。確か戸塚の襷リレーの実況だったと思います。斉藤アナの実況が好きだったので、割とそれ目的が強かった。

それ以降毎年箱根駅伝を中心に学生三大駅伝中継は聴くようになり、一方で箱根予選会も注目するようになりだんだんと大学駅伝(とニューイヤー駅伝)も見るようになっていました。かなりにわかですけどね。

箱根現地観戦

実は箱根現地観戦自体は一度、2018年に大手町のゴール地点で観戦をしたことはありました。
一方で追っかけ観戦については青春18きっぷの冬の使い方で紹介されることもあり、追っかけしながらラジオ実況を聞けるという性質上もあって鉄道好きとしてもラジオ好きとしても駅伝ファンとしても気になっていました。

しかしながら高校時代は部活の演奏会スケジュールの都合もあって年始から旅行(?)するのが難しく、2020年は自分の受験、そして2021年・2022年はいずれも沿道応援の自粛が要請されていたため、実現できずにいました。
そのためまだまだ制限はありますが沿道応援が解禁となった今年、ようやく念願かなって追っかけ観戦が実現できました。

事前準備?

ぴあMOOK あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド!2023+ニューイヤー駅伝!
本文中もこちらを参考に執筆しています

とりあえず1冊本を購入。ルートマップが載ってたので重宝しました。

箱根駅伝追っかけは通常の旅行と大きく違うことが2点あります。
①ランナーの細かい通過時間を予測することが困難なため、乗車電を細かく記した行程表の作成は不可能(その上当日エントリー変更までどの区間で誰が走るか確定しない=各選手の持ちタイムから通過時間予想することもできない(もしくはエントリー全選手全区間分の予想タイムを作成するか) )
②大半の区間で乗車する京急線と東海道線は本数が多い
この2点に甘えた結果、事前準備はほとんど行わずに望むことになります。

ですが何も全て無策で行った訳ではありません。
先駆者の観戦記録や前述の雑誌を基に箱根駅伝観戦の定跡が導かれます。それはコースから近い距離の駅を利用して観戦するという簡単なもの。しかしこれだけでだいぶ絞ることが可能です。

1区(JRと京急のみ記載)
JR:東京~新橋、田町~品川
京急:品川~六郷土手、八丁畷、鶴見市場

2区
JR:鶴見~横浜~保土ヶ谷
京急:鶴見市場~戸部
相鉄:横浜、西横浜
横浜市営地下鉄:横浜、高島町

3区
JR、小田急、江ノ電:藤沢

4区
JR:大磯~国府津
箱根登山鉄道:箱根板橋、風祭

5区
箱根登山鉄道:風祭~箱根湯本~小涌谷

このように単に東海道線沿いを走っているわけではないため、意外と選択肢が絞ることができます。特に3区は藤沢から一択(その藤沢から徒歩も片道約650~700m)になります。またこの他に優等停車駅か否か、乗車時間帯の運行パターンや退避パターンという点もあります。

これを基にしてざっくり組んだ観戦計画がこちら
スタート前:大手町
1区:田町、京急蒲田
2区:新子安、保土ヶ谷
3区:藤沢
4区:国府津
5区:箱根湯本

加えて通過予想時刻も計算。これは過去の区間賞タイムから計算し、1Kmだいたい2.8分~3分で算出しました。しかしあくまで目安。当日の状況を見て観戦スポットを決めることにしました。

1区

夜明け前の大手町

予定では6時前の電車に乗るつもりだったが、始発前に目が覚めてしまったので始発でスタート地点へ。ただ早く出た分地下鉄で直接大手町へ向かうのでは無く、東京駅から歩きました。6時25分頃に到着

夜明け前の東京メトロ大手町駅入口
奥のカラーコーン周辺は立ち止まり禁止

コロナ禍ということもありスタート地点は立ち入り禁止、またスタート地点付近も立ち止まっての観戦は禁止。

日の出前に歩きながら撮ったのでブレブレのスタート地点
読売新聞東京本社前を正面から

大手町周辺は6時台から既にかなりの人だかりができていました。

テレビ放送の中継車
こちらはNHKのラジオ中継車
ちなみに文化放送は中継車は派遣せず、日本テレビの映像を浜松町のスタジオで見ながら実況する
こちらは各集団などに着くオートバイ中継

7時頃から各大学の応援団の演奏がスタート。紺碧の空など各々の演奏が鳴り響く

計画変更、東京駅残留

日章旗はためく新春の東京駅

当初の予定では大手町から東京駅へ歩き、そこから山手線で田町駅へ移動する予定でした。しかし7時過ぎ時点で東京駅周辺はそこまで人だかりができていなかったのと、東海道線が止まるため東京駅の方が品川への速達性が優れている、スタート地点からの距離が近いため通過予想が用意かつスタートの熱気が感じやすいなどから東京駅前での観戦に変更。

中継用と思われるヘリ

午前8時、いよいよスタートの号砲が鳴り響く

そして約2分後ランナーの姿が

関東学生連合・育英大新田選手
集団を置いていく"逃げ"を魅せる
(8:02:42)
続いて各大学のランナーが
この時点で5~9秒差
(8:02:51)

あっという間にランナーが通過する。こちらも急いで東京駅へ向かいます。

東海道線 普通小田原行
東京駅:8:08発(3分遅れ)→品川駅:8:16着(3分遅れ)
京急線 エアポート急行羽田空港第1・第2ターミナル行
品川駅:8:23発→京急蒲田駅:8:34着

高崎線内の遅れが波及して東海道線も少々遅れていましたが、田町付近で一度ランナー達を追い抜きます。品川の京急待ちで再び追い抜かされますが、北品川過ぎで再度追い抜きました。

かつての難所・京急蒲田

蒲田要塞

2012年に高架化が完成した京急蒲田駅。かつては空港線の線路がコースである第一京浜と交差し踏切があったため、箱根駅伝の際には京急の職員が踏切に待機しワンセグ片手に通過タイミングを予想して空港線の列車を止めていました(2010年開催まで)。ちなみに立教大が55年ぶりの出場ということで話題を呼びましたが、55年前はまだ"京浜"蒲田駅。当時は現在の天空橋駅より手前に羽田空港駅(初代)こそあったが空港から大幅に遠いため空港アクセス路線としては機能していなかったため、箱根駅伝のタイミングではどのように運用していたのだろうか。

中継車と列車が同時に通過する姿は高架化がもたらしたもの

到着から約10分後、ランナーの姿が

変わらず先頭を往く関東学生連合・育英大の新田選手
(8:45)
続いて1位(?)集団が
新田選手とは約1分ほど差が開きました
(8:46)
専修大の千代島選手は集団から少し遅れて通過
(8:47)

到着から約13分で全ランナーが通過。次の観戦スポットへ移動します。

2区

再び計画変更・京急鶴見

京急蒲田駅へ戻ると下り線にはエアポート急行が来ていました。これに乗車し、新子安へ向かいます。

京急線 エアポート急行逗子・葉山行
京急蒲田駅:8:50発→京急鶴見駅:8:57着

京急新子安駅は各停しか止まらないため、各停への乗り換えが必要です。今回はリカバリーが効くように原則として優等列車に乗った上で接続駅では無く、目的の駅に1番近い優等停車駅で下車することにしました。そのため京急川崎でなく京急鶴見で下車。

だが京急鶴見駅で下車してふと思ったのが、
「別に京急鶴見でも良くね?」
ということで予定を変更し、京急鶴見から第一京浜の鶴見駅入口交差点まで歩くことにしました。

しかし鶴見駅入口交差点は中央分離帯があるため、コースからだいぶ離れて見ずらかった。ここら辺が下調べせずに行き当たりばったりのスポットで観戦することの悪い点。

到着から約3分後にトップが通過

先頭は明治大の小澤選手
鶴見中継所では明治大がトップで襷リレー
(9:06)
2位集団は駒澤大の田澤選手と中央大の吉居選手
(9:06)
順天堂大三浦選手と法政大内田選手
(9:07)
創価大ムルワ選手、山梨学院大ムルア選手、東京国際大丹所選手
(9:07)
國學院大平林選手、城西大斎藤選手
(9:07)
国士館大カマウ選手、大東文化大ワンジル選手
(9:07)
帝京大西脇選手、東洋大石田選手
(9:07)
立教大國安選手
(9:07)
東海大石原選手
(9:08)
専修大キサイサ選手
(9:08)

関東学生連合、青山学院大、日本体育大、早稲田大は対向車と被って撮れませんでした。

だんだんと差はついてきていますが、約2分で全ランナーが通過。京急鶴見駅へ戻ります。
しかしここでも時刻表の計算ミスが発生。京急鶴見駅に戻りましたが、次の横浜先着列車は9:18発(横浜9:31着)のエアポート急行。しかしちょっと歩いてJRの鶴見駅へ向かえば9:19発(横浜9:28着)の京浜東北線へ乗れたのでした。
ということで保土ヶ谷観戦は断念、真っ直ぐ藤沢へ向かいます。

京急線 エアポート急行逗子・葉山行
京急鶴見駅:9:18発→横浜駅:9:33頃着(2分ほど遅れ)
東海道線 普通熱海行
横浜駅:9:35発(15分遅れ)→藤沢駅:9:57頃(13分ほど遅れ)

新子安→保土ヶ谷なら間に合ったのか?

さてここで問題になるのが元の新子安へ行っていれば間に合ったのかということです。
執筆時点で全区間のハイライト映像を確認できないため明確なタイムは分かりませんが、Twitterの目撃や横浜駅通過タイムを参考にすると新子安通過タイムがトップが9:14頃、最後尾が9:17頃。
時刻表上では新子安駅9:22発の京浜東北線に乗り、横浜駅で9:33発の横須賀線へ乗り換えると保土ヶ谷駅には9:36到着。
保土ヶ谷では駅から約300m離れた保土ヶ谷橋で駒澤大の田澤選手が首位に立ったことからハイライトがありましたが、この通過時刻が9:37。この時点で間に合ってないと分かります。せめて最後尾なら間に合ったかもしれませんが、そうもいかない要因が。
実は当日このタイミングで京浜東北線が新子安付近で線路内人立ち入りで10分ほど遅延。京浜東北線や並行する東海道線や横須賀線は時間通り動いていません。つまり現実的にも新子安→保土ヶ谷の観戦は困難だった

3区

自分の足で歩け藤沢

江ノ電藤沢駅

前述のように実質3区唯一の追っかけ観戦スポットである藤沢。
2区保土ヶ谷~4区大磯までの間は東海道線から外れたコースのため、鉄路移動での観戦はなかなか難しい区間です。しかしこの区間では2度東海道線を交差があります。片方は2区の戸塚跨線橋。いわゆる戸塚の壁の手前で、東海道線との交差地点は戸塚駅から2Kmほど。戸塚駅~コース(国道1号線矢沢交差点)としては約800m。もう片方が3区の本鵠沼1丁目。東海道線との交差地点は藤沢駅から1Km。そして藤沢駅からコースの県道30号線までは700mほどです。3区のこれ以外の駅(辻堂、茅ケ崎、平塚)からコースへはいずれも1Km以上歩くことになり、徒歩移動だけで往復30分ほどロスすることになります。以上から藤沢が3区唯一の追っかけ観戦スポットになるのです。

とはいえ藤沢駅からも700mはあるので10分ほど歩きます。藤沢駅北口交差点付近に陣取ります。

トップ通過は中央大の中野選手
(10:28)
駒澤大 篠原選手と青山学院大 横田選手
激しい2位争い
(10:28)
國學院大 山本選手
(10:29)
創価大 山森選手と山梨学院大 村上選手
(10:29)
順天堂大 伊豫田選手
(10:30)

この間の東海大と東京国際大は対向車で撮れず

法政大 川上選手
(10:30)
日本体育大 漆畑選手
(10:30)
国士館大 山本選手
(10:30)
早稲田大 井川選手
(10:31)
明治大 森下選手
(10:31)
城西大 キムタイ選手
(10:31)
帝京大 小林選手
(10:32)
東洋大 小林選手と立教大 関口選手
(10:33)
専修大 成島選手と関東学生連合・関東学院大 内野選手
(10:33)
大東文化大 入濵選手
(10:34)

全21選手が通過。
再び藤沢駅へ戻ります。ちょうど来たのが特別快速だったので一路国府津駅へ

東海道線 特別快速小田原行
藤沢駅:10:51発→国府津駅:11:13着

4区

誤算だった国府津

国府津駅到着時点ではレースは平塚での襷リレーが行われている頃。沿道に比較的余裕がある状態で国府津駅前交差点に陣取ります。

30分ほど経過するとランナーの姿が

駒澤大 鈴木選手と中央大 吉居選手
熾烈な首位争い
(11:46)
青山学院大 太田選手
(11:46)
東京国際大 ヴィンセント選手
無茶苦茶速かった
(11:47)
國學院大 藤本選手
(11:47)
創価大 嶋津選手
(11:48)
早稲田大 佐藤選手、法政大 扇選手、明治大 尾﨑選手、東海大 越選手
(11:48)
順天堂大 石井選手
(11:49)
城西大 鈴木選手
(11:50)
日本体育大 分須選手と山梨学院大 北村選手
(11:50)
東洋大 柏選手
(11:52)
国士館大 清水選手
(11:52)
帝京大 柴戸選手
(11:52)
立教大 馬場選手
(11:53)
専修大 新井選手
(11:54)
大東文化大 大野選手
(11:55)
関東学生連合・拓殖大 山田選手
(11:55)

全21人のランナーが通過。
しかしこの時点でトップは酒匂橋を通過。小田原での乗り換えを考慮するとこのペースで箱根湯本へ向かっても最後尾にすら間に合うか、怪しい。そう思いながらも一か八かに賭けて箱根湯本へ向かいます。

東海道線 
国府津駅:12:03発→小田原駅:12:10着
箱根登山鉄道 各駅停車箱根湯本行
小田原駅:12:18発→箱根湯本駅:12:38着(5分遅れ)

5区

せめて気分だけでも

正月と駅伝の影響で箱根登山鉄道も混雑。風祭駅での交換が所要より5分ほど長くかかりました。その間に全ランナーが箱根湯本を通過。箱根湯本観戦は実現不能となってしまいました。
箱根湯本へ到着。強羅方面への乗り継ぎを検討します。しかし最後の追っかけ観戦可能な小涌谷駅に次の列車は13:13着。小田原中継所~小涌谷は約10Kmとだいたいコースの半分なので、ランナーは35~38分くらいで走ることになります。つまり間に合わない。そのためここで正式に断念することにしました。

目の前がコース、奥に見えるのが復路で監督が待機する箱根町役場

しかしここで終わるのも惜しいので、小田原中継所最寄りの風祭駅へ。

小田原中継所
鈴廣かまぼこの敷地内にあります
箱根登山鉄道のデキ107も展示されている

この後は東海道を歩いて小田原城へ向かいました。プチ7区体験

小田原城天守閣

4区→5区の追っかけは可能なのか?

ここで再び検証

まず大磯駅を選択していたら間に合ったのかを考えます。
前述の藤沢から乗車したのは特別快速のため、1本後の普通(藤沢駅:10:55発)に乗ると大磯駅11:11着です。
続いてランナー通過タイム。平塚中継所から大磯駅前は1.4Km。そのため平塚中継所通過タイムを基準とします。3区から4区の襷リレートップだった中央大の平塚中継所通過時刻が11:15のため、大磯駅基準でも5分強程度の余裕しかありません。特別快速の一本前の普通は藤沢駅10:44発→大磯10:58着なので約700mを10分で移動していれば間に合った。
一方で最後に襷リレーをした大東文化大は平塚中継所を11:19に通過。通過すぐに乗れる列車は大磯駅11:33発で、小田原駅には11:48に到着します。その後の箱根登山鉄道は小田原駅11:57発で箱根湯本12:12着。(まずあり得ませんが)当日が定時で動いていたのであれば、箱根湯本に到着とほぼ同時くらいに4区から5区の襷リレーをトップに立った駒澤大が行っていたので、箱根湯本観戦は間に合った計算になります。

続いて二宮で検証。
大磯同様、二宮も特別快速は止まらないので藤沢駅11:55発の普通に乗ったのであれば、二宮駅11:15着。藤沢駅10:44発であれば11:03着。
二宮は日本テレビの観測点がありますが、二宮の観測点が8.9Km地点に対して二宮駅から最寄りのコースとなる二宮駅入口は7.2Km地点であるため1.7Kmの差が生じます。二宮のトップ通過は駒澤大で11:36に通過。ここまで1Kmを約2.85分ペースなので、二宮駅入口通過は11:31頃ということになります。一方で二宮観測点の最後の通過が関東学生連合で11:46。二宮駅入口では11:41頃通過と予測されます。
この通過直後に乗れるのが、二宮駅11:44発で小田原駅には11:57着です。しかしその後の箱根登山鉄道は実際に乗車した12:18発まで待たないといけないため、こちらでは追っかけは無理でした。

つまり藤沢で観戦→急いで藤沢駅に戻る→急いで二宮駅からコースへ→二宮駅から箱根湯本へができれば計算上は3区→4区→5区の移動は可能で、往路全区間観戦も可能だったということになります。

振り返り

反省点を上げていきたいと思います。

①事前に時刻表は目を通せ
結果的に大幅な時刻表計算ミスであった蒲田→新子安→保土ヶ谷→藤沢と国府津→小田原→箱根湯本の移動。ここを事前に計算していればだいぶ違いましたね。

②Google Earthでいいからコースと沿道確認せよ
これなんて当日の車内でできたのに。バカ。次。

③手前で見て奥まで追っかけ
これは追っかけする上での鉄則です。区間手前で見る→鉄道で追っかけ→奥の方まで進んで待ち構える。先に区間の奥の方まで行ってしまうとリカバリーが効きにくいです。箱根駅伝で言えば大手町→(蒲田→)鶴見~横浜→藤沢→大磯→箱根湯本→小涌谷みたいな感じ。

何故駅伝に魅せられるのか

先日少し昔に書かれたAIに関する文章を読みました。将棋の電王戦が行われた頃、プロ棋士VS AIという構図だった時代です。その当時はAIによって棋士の仕事は無くなると言われていましたが、今ではAIと最も融合した職業と言っても過言ではない程AIを用いた研究合戦がトップ棋士を中心に繰り広げられています。
最善手をなぞるだけならAIで十分。ではなぜわざわざ人間同士の勝負が見たいのでしょう。それはやはり人間の限界に挑戦する闘いが見たいからでしょう。

人間同士の闘いが見たい、これは駅伝も同様だと考えます。東海道を下るだけなら新幹線や鉄道で十分です。また速さを競うショーレースならF1や競馬だってあります。しかし正月の2日間にのべ11時間もの間テレビで、沿道で応援するのかといったらやはり人間同士の全力のぶつかり合いが見たいからだと思います。上手く書けませんが。

軽く書くつもりが無茶苦茶長くなってしまいましたが、この辺で終わりたいと思います。

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