練習時に取っているデータ

こんばんは!

武蔵大学男子ラクロス部AS班、新4年の伊藤朱理です。今年度もどうぞよろしくお願いいたします!

今回は練習時にとっているデータについて説明していきたいと思います!


私たちが練習中に取っているデータは
6on6
のみになります!!


まずはじめに、なぜ6on6のデータのみしか取っていないのかについて説明していきたいと思います。


私たちもポジションリーダーとはなし、課題解決のために1on1やシュー練のデータをとっている時期がありました。
データをとっていく中で、1on1やシュー練だけでのデータをとったとしても、試合を想定してのデータではないため、データに正確性がなく課題を明確にすることにつながらないという結論に至り、今は取っていません。


例を挙げると、1on1をしたとしても試合ではスライドを準備している状態を想定したものもあれば、落としにいく1on1もあったりと、1on1と言ってもたくさんのやり方や状況があると思います。
それを練習の1on1で想定してやっていたとしても、その後の結果がどうなるかまでは分からずデータをとっても不明瞭なものになってしまい、データをうまく活用できなくなります。


データを取りそのデータをうまく活用していけるかどうかで、どのメニューのデータを取るかを決めています。

もちろん、ポジションリーダーと話し必要であるデータであれば、6on6以外のメニューでもデータを取るようになると思います!



次に、6on6のデータの取り方について説明していきたいと思います!


私たちはこのノートのフォーマットをもとにデータをとっています!
この6on6のノートは、試合を想定した練習メニューのノートになっており、選手の成長や課題点などを見つけ出すために行っているものになります。
6on6のノートは主にDF目線で書いています。
6on6ノートの内容は以下の7つになります。


*ノートの内容
①TO種類
(ゴーリーセーブ,グラボ,パスカット,アウトバウンヅ) →なぜ獲得したか

②TO人→誰が獲得したか

 ③要因種類
(パスミス/キャッチミス/セルフダウン/パスカット/ チェックダウン/プレッシャー(オン・オフ)/ショット/ショットリバウンド/ゴーリーリバウンド/チェイス) 
→何が要因で起きたか

④要因人→誰が要因になったか 

⑤結果
→獲得した(〇)、獲得しかけたけどできなかった(×) 

⑥ショット、アシスト

⑦セーブ

この7つの項目をリアルタイムでノートに書いていきます。

そして、ノートの写真をLINEグループのアルバムに更新していくことに加えて、ノートに書いたものをもとに数値化し、項目ごとにまとめたものをLINEのグループに以下のように共有しています。

ここで取った6on6のノートでの数値はどこかに蓄積することはせずに、LINEで送るのみになっています。


また、練習後の集合でこの数値や6on6を見て感じたことなど、分析班から簡単な考察を全体に伝えています。



次に6on6ノートの見方を説明していきます!

・TO集計
基本的に右から左に読みます!



例)上の写真の2番目のTOの見方
久保谷のキャッチミス→中山グラボ→DFが獲得したため結果が○
という形になります!


・ショット、アシスト
ショットはセットごと、個人ごと、ポジションごとと全体の決定率の集計を出しています。
ショットの結果は以下の4つに分けています。

○→スコア
×→枠外
△→ゴーリーセーブ
▽→DFにあたる

また、アシストは得点したものに関してだけ書いています。


・セーブ
枠内ショットのうち、触ったものを○、スコアになってしまったものを×にしています。
また、ゴーリーが数名いた場合は出ていたセット数も書き込みます。


以上が6on6のデータに関しての説明になります。


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ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

2/6(日)にオンラインで武蔵大学男子ラクロス部ASのプレゼン&交流会をしますので、詳しく知りたい方はぜひ参加してみてください!


最後に、、、
😔これから分析班を立ち上げたいけど何をすればいいのかわからない!
😫いまいち影響力が出ない!
😖プレーヤーの数値に対する関心が上がらない!
などなどのお悩みを抱えている大学さん!
質問や教えてほしい情報などありましたら、コメントやライングループで募集しておりますので是非お声をお寄せください! 

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