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さて、どうするか

再起不能かと思いきや、一転もう一勝負賭けてみようと決めたものの、何をして食っていこうかなどぼんやりとしか浮かんでいなかった。入念な事業計画も立てていなければ資金があるわけでもない。むしろ資金なんて借金のお陰で-300万だ。自己破産は何度も頭をよぎったが、何かの時のために信用情報に傷をつけるわけにはいかない。しかも現実的に返済可能な金額である300万で自分を傷モノにするのは嫌だ。300万以上する車、バイクなんて腐るほど売ってるぞ。ローン組んで車かバイクを買ったんだ!と自分自身を説得しよう。くっそ高い金利でな。数年経った今思い返しても本当に腹立たしい。僕のような被害者が増えないことを祈るしかできないが。まぁ、この経験があったからこそ人に対して真っ当な正しい資産形成を伝えていくことに繋がったんだろう。

話が少し脱線したが、当時の僕は必死を通り越して自分自身や身の振り方を俯瞰的に見つめ、行動していたと思う。

何をして食べていくか。まずは自分の中での絶対的ルールを定めた。

①親に言えない仕事はしない。→親に言えない=後ろめたい事。なので、人を騙したり平たく言えば真っ当でない仕事はしない。

②お客様にメリットの無いものは売らない。→①にも付随するが、悪どい営業マンのような真似はしたくない。

③適正な価格で行う。→自分自身や商材を高くも安くも売らない。

上記3点だけは絶対に守ると決めた。

世の中首を傾げてしまいたくなるような仕事をしている輩はたくさんいるが、自分はそうはなりたくなかったし、正直今もなっていない。税金対策等はするが、仕事としてはきちんと取り組めていることは誰にでも堂々と宣言できる。

あと9年間、自分との約束をこのまま守り続けたいと思っている。

なぜ9年なのか?

僕は45歳になったら第一線から身を引き、のんびり隠居生活を送る予定だからだ。

こちらの詳細についてはまた後ほど。


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