公務員

大学院修了後、僕は公務員として働いていた。

職種は伏せますが、この仕事は嫌いじゃなかった。もし生まれ変わったらもう1回あの仕事に就いてもいいなと思える。

ではなぜ辞めた!?世間では安泰と言われている公務員を!決して倍率の低い試験ではなかったのに!あんなに勉強したのに!親はどう思うよ!?大学院まで学費を出してもらっておいて!!

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・・・至極当然なご意見かと存じ上げまする。

しかし僕は辞めた。あの時の選択を後悔したことは何度もあった。当時の自分を恨んだこともあった。「今日は1回ご飯食べたし、明日は抜きにしよう…」こんな生活を送っていた時期もあったので、その時はもうそれはそれは過去の自分を責め続けた。ストレスで手の皮がズルズルに剥けてしまい、俺の指紋は消えてしまうんだな、と覚悟していた。体はもちろんガリガリ。見るも無残な姿だった。

しかし、当時の僕には想像もつかないだろうが、公務員をしていた時の知識や経験だけでなくこの瀕死状態が後の自分を救ってくれることになる。

死ななかったからそう言えるものの、結構ギリギリのラインだったかと思うので、安定した職を捨てるのはあまりオススメいたしません(笑)

こうして僕の公務員生活は数年で幕を閉じた。

さよなら安定!

こんにちは人生の乱気流!


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