銭湯へ行く【曙湯】

半身浴が好きだ。好きな入浴剤を入れるのも好きだけど、定期的に銭湯にはまる。いまが丁度その時だ。春と秋なら、自転車漕いで、鶯谷の萩の湯へ行く元気があるのだけど、歩いて5分圏内にもひとつ銭湯がある。最近の気温だと、徒歩5分がギリギリ湯冷めをしないで耐えられる距離だ。最近愛してやまない、この5分圏内のオアシスが曙湯だ。以前は、温度高めだったと思うのだけど、最近はひよっこにも優しい温度だ。

昨今の事情でテレワークのため、朝から夜まで家で仕事している。もちろん、疲れているのだけど、家の風呂だけでは、なんだからスッキリしない気がする。というか、メリハリがない。そんな時は、ココナッツウォーターを持って、シャンプー類一式を持って、曙湯へGOなのだ。

まず、飲み物が必須だ。今でこそ、ぬるめに設定してくれているけど、江戸っ子温度向けにものすごい熱い時がある。入った瞬間に肌が、赤と肌色のツートンカラーになる。えぐい。我慢して、ゆでだこのようになるまで浸かるけど、ここまで我慢したら、身体をふく頃にはクラクラする。のぼせているのだ。気合いで下着はくまではするけど、隣の休憩場で飲み物飲みながら、「湯当たりしてません」という顔をしないといけない。ひよっこだとバレるからね。涼しい顔して、ココナッツウォーターとか飲みつつ、「高血圧に気をつかってます」ってポーズをとるけど、本当は迅速なミネラル補給をしている。頭がたちまち冴えてくる。ちなみに、人によるとは思うけど、普段のココナッツウォーターはそんな美味ではない。しかし、銭湯の温まりきった身体で、一気に飲み干すココナッツウォーターは、ほかの何を差し置いても美味い。

シャンプー類一式。これは私はクセがある。日々消費したいサンプル品を持参する。仕事がらもあるし、趣味で始めた、コスメのサブスク類のおかげで、サンプルサイズの、シャンプーや化粧水が溢れているのだ。だから、シャンプーとリンスが銘柄が合っていないこともしばしば。高級らしい美容液を尻にぬったり、ボディクリームを髪に塗ったりもする。もはや、美意識というより、消費に特化した技なのだ。

これだけ、銭湯! 銭湯! 言っても、実は10分も浸かれない。いったん手足を水で冷やしてみるけど、再度ゆぶねに戻る頃には5分も浸かっていられない。貧乏性だから、本当はもっと長く浸かりたいんだけどね。でも、まぁ無理は禁物だ。

サンプル品を全身に塗りたくり、ココナッツウォーターのミネラル分を補給したら、帰りのコンビニでホワイトサワー9%の500mlを買って帰る。これが、私の銭湯流儀だ。

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