【超優秀なAI検索エンジン】Gensparkとは? たった1分で画像&ソース付の記事が生成可能
何か調べたいことがあった場合、まずあなたはどうしますか?
多くの人は Google を開いて、検索窓に調べたいことに関するキーワードを入力するでしょう。
もしあなたが、
「お昼ご飯の後におやつを食べたいと思っているけど、血糖値が心配… 何時に食べるのが最適なの?」
といったような悩みを抱えているのなら、
「おやつ 食べる時間 血糖値」
といったキーワードで調べるのではないでしょうか。
そして自分の知りたいことが書いてありそうなウェブページを、片っ端から目を通すのではないでしょうか。
そして多くの記事で似たようなことが書いてあるのを確認する‥‥
よくよく考えると、この作業って超面倒くさくないですか?
たしかにGoogleはアップデートを重ね、検索結果でインスタントに答えを出してくれるようにはなりました。
検索窓の直下に、ユーザーが求める答えがパッと出てくるようになりましたね。
こうした強調スニペットは、わざわざサイトにアクセスしなくても、知りたいことがすぐに分かるという利点があります。
ですが、
「そのページが信用できるのかどうかが心配」
「もっと様々なWebサイトと比較したい」
と感じたことのある人もいるでしょう。
そこで今回は、こういったリサーチに活用できる生成AIツール「Genspark」をご紹介します。
Gensparkでは、Googleの検索画面のようにキーワードを入力して調べます。
するとGensparkは複数の情報源をもとにしつつ、検索ワードに関する疑問・悩みに対して、文章で回答してくれます。
文章生成の際に参考にした情報源も一緒に出てくるので、信頼できるソースかどうかをすぐに確認できます。
さらにウェブサイトだけではなく、知りたいことに関する動画や画像も一緒に出してくれるのです。
GoogleとChatGPTの良いとこ取りをしたようなツールではないかと、僕は思っています。
ここからはGensparkの特徴や使用事例を見ていきましょう。
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Gensparkの特徴
Gensparkは、AIエージェントエンジンとして、ユーザーの検索ワードに基づいてリアルタイムでカスタムページ(Sparkpages)を生成する新しい情報提供サービスです。
従来の検索エンジンとは異なり、Gensparkは既存のウェブページへのリンクを提示するのではなく、ユーザーのニーズに応じた新しい情報を直接提供します。
Sparkpageは、情報を一つの統合されたユニットとして凝縮し、商業的な影響やバイアスのない情報をユーザーに届けます。また、Gensparkは広告やバイアスに左右されない純粋なデータを提供するため、必要な情報を効率的に取得することが可能です。さらに、AI駆動の意味理解によりユーザーの意図を正確に把握し、必要な情報を迅速に提示します。
①複数のAIエージェントが協力
Gensparkの大きな特徴の一つは、複数のAIエージェントが協力して情報を提供する点です。
各エージェントは特定の情報タイプやクエリに対応するように設計されており、ユーザーの質問に対して専門的でカスタマイズされた結果を生成します。
たとえば、あるエージェントは統計データに特化し、別のエージェントはテキスト解析に特化するといった具合です。
ですのでテキストの情報だけではなく、おすすめの動画や、図解も提示してくれるのです。
実際にGensparkに対して「ビットコインとは?」と尋ねたところ下記のような結果が出ました。
おすすめ動画の方は初心者でも分かりやすく説明されていそうなコンテンツがありました。
ですがイラストの方は、ビットコインを説明するにはあまり適さないのではないかと感じさせるものが多かったように思えます。
この辺りは、ユーザーの質問内容によって向き不向きがあるのかもしれません。
②概要をまとめたSparkpage
Gensparkが生成するSparkpageは、ユーザーのクエリに基づいてリアルタイムで作成される、情報を一つの統合されたユニットに凝縮したページです。Sparkpageは商業的な影響やバイアスを排除し、純粋で正確な情報を提供します。AI駆動のコパイロットが組み込まれているため、ユーザーは新しい知識を効率的に吸収できます。
試しに「ビットコインとは何ですか」と質問したところ次のようなページができました。
もしこれが Googleでの検索 だったらまず検索画面の一番上に広告が表示されると思います。
また商業施設のような場所についての検索であれば、Google の地図が表示され、それに関連する場所についての表示もされるでしょう。
Sparkpageには広告が表示されないので、ユーザーが知りたい情報のみをまとめてくれています。
とはいえGensparkの認知度が高まっていけば、今後Gensparkの検索結果にも広告が混ざってくる可能性はあるでしょう。
③情報の質
Gensparkはユーザーからの質問に対して回答をする際に、情報ソースを提示してくれます。
これはperplexityにもある機能ですが、Gensparkは「関連する質問」や「関連キーワード」なども一緒に出してくれます。ここは Google と似ていますね。
Gensparkを使ってビットコインについて調べてみた
「ビットコインとは」とGensparkに質問して出てきた答えを詳しくご紹介します。
一番上に出てくるのは関連用語です。
これは Google のサジェストキーワードに似ています。
次に来るのが、AIによる直接回答。
ざっと目を通してみたところ、分かりやすく、簡潔にまとまっています
ただ仮想通貨の初心者にとってはピンとこない内容なんじゃないかなという印象です。
この生成結果に対するファクトチェックもできます。
ファクトチェックをするにはGoogleなどでサインアップが必要です。
チェックが完了したら詳細なレポートが受信トレイに送信されるようです。
チェックの結果はこちら。チェック項目別にリンクにまとめられます。
そして先ほどご紹介しましたがスパークページです。
画像は他のサイトから引用されているもののようです。
左側にはページの目次があり右側にはページについての質問できます。
その他にも「関連する質問」や「参考にしたサイト」「基本を理解するためのイラスト集」なども表示されました。
Gensparkを活用し、実際にビットコインの記事を書いてみた
リサーチ面で非常に優れているGenspark。
コンテンツ制作をしている我々としては、正しい情報をもとにしなければなりません。
そこで今回はGensparkを使って、実際にビットコインの記事を書いてみました。
その手順は次の通り。
①まずはスパークページを生成
最初に「ビットコインとは?」と質問し、スパークページを作ります。
生成されたページはこちらです。
②目次ごとにスパークページを生成し、さらに詳しい解説を生成
スパークページは下記のような目次になりました。
今回は、この目次に沿って記事を作りましょう。
スパークページでは、それぞれの項目が箇条書きで説明されています。ただ、それだと内容がやや浅いので、項目ごとにもう少し内容をしっかり作っていきます。
項目のタイトルをクリックすると、そのタイトルに関するスパークページを生成することができます。
ですので今回の場合「ビットコインの特徴」から「ビットコインのデメリット」までのスパークページを全て生成します。
③各スパークページを1つのドキュメントにまとめる
以上5つのスパークページを作りました。
次はこのスパークページの原稿を一つのドキュメントにまとめます。
まとめる時は、目次と同じ順番にしておきましょう。
注意点は「内容が重複しやすいこと」です。例えば「ビットコインの特徴」のスパークページを作った際に「ビットコインの歴史」「ビットコインのメリット」「ビットコインのデメリット」まで生成されており、もとの目次と内容が被っていたんですよね。
なお、他のテーマでも目次を作って同じようにスパークページを作ってみたのですが、
その時も内容の重複が見られました。
ChatGPTやClaudeなどで構成や原稿を作る時もそうですが、内容に問題がないかどうか人間の目でチェックは必要ですね。
④ChatGPTに投げて1つの記事に生成
スパークページの原稿は箇条書きになっていて読みにくいので、自然に読める形に直します。
この時はChatGPTやClaudeといったテキスト生成AIツールを使いましょう。
以上の手順を踏んで記事を作ってみました。
記事はこちらです。
https://note.com/preview/ndd9cb5685b9b?prev_access_key=52f55e86f0fce604703b4e5aa5f90c53
内容はまぁまぁな出来でした。
ただ「いかにも生成AIが作った文章」といった感じはしますね。
やはり内容にオリジナリティや具体例を含めたり、導入部分をもう少し魅力的にしたりして、コンテンツの質を高める意識が必要でしょう。
文章の「たたき台」としては問題ないクオリティなのではないかと。
まとめ
今回はGensparkをもとにしてChatGPTで原稿を作ってみました。特にプロンプトの工夫などせずに生成したのですが、やはり「たたき台」の域を脱しないというのが正直な感想です。
ですがファクトチェックは捗るので、記事を書く前段階である「リサーチ」にはフル活用できそうです。
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まずは下記の記事をご覧いただければと思います。
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